まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-09-06

週明け。先週は、納期がぶつかって受注できなかった案件が2つもあって、金曜日までは手があかない、とクライアントに伝えてあったから、ひょっとして週明け早々にまたお声がかりがあるんじゃないかと期待していたのだけれど、そんなに都合よくいくはずもなく、スポーツクラブも月曜日は休館なので、スタバで読書でも、と出かけていった。

読書の前に、とジャパンタイムズを開いたら、多くの翻訳会社が苦境に立たされているという記事があった。自民党から民主党に代わって予算削減が徹底されている結果、公的機関からの発注が激減し、少ないパイを取り合う競争が激化しているという内容。予算削減があらゆる面で徹底されているかどうかは疑問ながら、発注の激減は事実なのだろう。私自身は公的機関から直接受注しているわけではないものの、法律事務所経由でそうした案件もなくはないから、間接的には影響を受けているかも。英語はその他の言語に比べて翻訳者の数も多いし、必ずしも翻訳専門の人でなくても用が足りる場合も少なくないだろうから、公的機関だけでなく一般企業でも、これまでなら外注していた案件もコスト削減のために内部で処理されることが多くなっていて、結果的に外注されるのは急ぎの案件や難解なものだけ、というのが現状なのよねぇ、とあらためて実感。

夜はコンブリオを聴きながら、昨日に続いて手織りの宿題を進めていたら、9時半すぎになってクライアントからメールが。少し前に手がけた案件の担当者と同じチームだという初めての方からで、合計40ページ余りの2つの書類を水曜日の正午までに仕上げてほしいと。ファイルを開いてみると相当に細かい書類で、月曜のこの時間に連絡してきて水曜日の午前中って、この分量でそれはあまりに無理ってものだろう、と少なからず憤慨しながら、いやいや冷静に、と気持ちを鎮めて返信したところ、実際に翻訳が必要なページ数はその半分ぐらいだと。そんなこと書いてなかったじゃん、とメールを読み直すと、本文には一切そんな記載はないものの、添付のファイル名に、書類のタイトルに続いてさりげなくp1-xxと英数字で挿入されていた。こんなの絶対気がつかないって! 見積をし直して返信したものの、最初のメールがすでに遅い時間だったので、明日以降に持ち越し。

とりあえず仕事の波が途絶えたわけではないようなので、ちょっと安心 (^^ゞ