まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-07-26

「祭りのあと」のような心地良い疲れが残っているような気がして、ゆっくりたっぷり眠るつもりだったのだけれど、暑さが邪魔をする〜! 今年も10時間ずっと冷たいままのアイスノンを愛用中。それでもやっぱり寝室の窓を開け放つわけにいかないからあぢぃ。

先日大騒ぎしていたMETライブビューイングのチケット。結局あれきり見つからないままで、東劇の窓口で名前も告げずに購入したものだからどうにもならないとあきらめていたのだけれど、購入記録があればなんとかなるんじゃ? と言ってくれた人がいて、調べてみたら、経費扱いになる出費ではないのでレシートはもう手元になかったものの、幸いクレジットカードで購入したのでカードの明細にしっかり記録が残っていた。これでなんとか、と祈るような気持ちで東劇に電話をしてみると、東劇の方では購入金額しか記録がないので、どの公演のどの席か分からないと対応できないとネガティブな声。「9公演すべて日時も記録してあって、すべて同じ席です!」と伝えると、「でしたらご用意できると思います」と一転して明るい声。但し、当日もしその席のチケットを持参した人がいたらそちらを優先せざるを得ないとの説明があり、それはもちろん了解。外でなくしたわけではないはずだから、その心配はないはず。やった〜! 言ってみるもんだねぇ。

てことで、演舞場の夜の部へ向かう前に東劇に寄り、言われたとおり直接シアターの入口で事情を説明すると、電話の人から連絡済みで、すぐに対応してもらえた。メモ帳をペリッと1枚破って9公演の日時とタイトルをリストアップしたものを渡すと、しばらくして「すべて確認できました」とそのリストにチェックマークがついていて、電話の説明とは違って個々のチケットの購入履歴が残っていたみたい。仮のチケットかなにかを再発行してくれるのかと思ったら、私が手書きをしたメモの余白に「入場お願いします」と書き添え担当者が署名捺印したものを返され、「これを見せて入場して下さい」と。そ、そういうことならもっとちゃんとした紙にちゃんと書いてくるんだった!

すでにあきらめてしまった2回分も「もったいなかったですねぇ」と言われ、とにかく窓口に来ればなんとかなったのかもしれない。む〜。

そのメモをまたなくしてしまったら元も子もないので、必ず持ち歩く手帳のクリアカバーについてるジッパー式のポケットに、外から見えるようにしっかり収納。これなら出し入れしないで見せることができるから安心♪

東劇から演舞場へ向かうわずかな間に雨。展示会の会期中ただの一度も降らなかったのに、終わった途端に降るなんて!

チケットの話が長くなっちゃったから、夜の部の感想は簡単に。團十郎の「暫」はもう決定版と言っていいんじゃないかしらん。あの拵えがあれほど似合う人っていないもの! 「吃又」は、吉右衛門が約2年半前に又平を演じた時とほぼ同じ配役。芝雀の女房が汗だくの熱演で、汗と白粉で着物が大変なことになっていた。土佐の名前をもらって喜ぶ又平夫婦を感慨深げに見守る将監の表情が印象的だった。最後は楽しい「馬盗人」。巳之助は表情豊かで滑稽な役もいいわぁ。飛び六方まで見せてくれる名馬(前足は大和クンだった!)に賞をあげたい。

帰宅後、手織りの宿題を少しだけ進める。でも明日の教室には到底間に合うはずもない。展示会の間、気になりつつも帰ってくると眠くてまったくできなかったからなぁ。宿題を仕上げていかないのって初めてじゃないかしらん? 今回だけはカンベンしてもらおう〜。

写真は、新橋演舞場の7月限定「鶏サラダそば」。お蕎麦の冷やし中華風。ごまだれで美味しかった。