まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-03-08

徹夜をしても手織教室の宿題が終わらず、もう絶対に間に合わないのなら早々にあきらめてしまうところなのだけれど、頑張ればひょっとすると間に合うかもしれないと思うと中断する気になれなくて、結局そのまま織り続け、昼を過ぎ夕方になり…。

Ottava がもうすぐ終わる9時半ちょっと前にようやくひととおり織り終えた。ふぅ〜。今回は決まった模様を織るのでなく、無限の組み合わせの中から自由に織るという宿題だったので、縦糸を余らせてもっと早く無理やり終わらせることもできたのだけれど、せっかく無限になる組み合わせを時間ギリギリまでトライしたかったし、やっぱり糸を余らせてしまうのはもったいないし。

織り上がった生地を織り機の心棒に巻きつけたままの状態で、まず織り終わりの端の縦糸を3本ずつ房に結んでいく。そのあとクルクルとほどいて織り機からはずしてみると、が〜ん! 模様に気を取られていたせいか、最後の方がかなり幅が狭くなってしまっている。気をつけて毎回ちゃんと左右を引っ張ってそろえていたつもりだったんだけどなぁ。伸縮性のある糸だから、その場では伸びても補正になっていなかったのかもしれない。せっかく模様はきれいに織れているのに。悔しいなぁ。でもさすがにもう織り直す余裕はない。4色の糸のどれかと同じ色の布を買ってきて、幅広の部分を隠すようにパイピングするといいかも。

一段落してひと息ついているところへメールの着信。先週半ばに見積もりをした案件のゴーサインが出た。それっきり返信がなかったから、このまま立ち消えになるのかと思っていたので、なんだかサプライズプレゼントをもらったみたいでうれしい。仕事が途絶えることのなかった何年間かはこういう感謝の気持ちを忘れていたなぁ。今後のためにもしっかり胸に刻んでおかなくちゃ。

幸い納期に余裕のある案件なので、ひとまず置いといて、縦糸を張る整経作業。細めの糸で濃淡2色をそれぞれ2本取りで、という指定。1玉の糸から2本取りで何十本分もの糸をとるのは大変だから、2玉ずつある薄いピンクとこげ茶をチョイス。葉っぱをはがした桜餅みたいで美味しそうな色合い。

またメールが来て、ゴーサインが出たばかりの案件の確認事項かと思ったら、同じクライアントの別の部署から新たな依頼。私自身は相変わらず営業活動をまったくしていないのに、こんなふうにクライアントの社内でクチコミで広めてくれるのはありがたい。

にわかに忙しくなってきて、これは本当に景気回復の表れと思っていいのだろうか。去年があまりにもヒマだったから、なかなか警戒感がぬぐえない。

ちょっとトラブったけど、どうにか整経も完了。ほぼ46時間余り一睡もしないで頑張った甲斐あって、なんとか明日の教室に間に合った。ふぅ〜。さすがに目がショボショボ。でももう4時すぎ。さて何時間眠れるか?!