まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-04-28

前回の手織教室では、仕上がったスカーフの房結びだけして、次の作品の準備ができていなかった。そしてそれきり今日に至っているので、またギリギリにならないように早めに整経しておかないと、と思い立つ。

どれを織るかは決めてあって、先生からサンプルもお借りしていた。ただ指定の筬は1センチに4本の溝がある4羽なのだけれど、私は4羽を持っていないので、5羽で代用することにした。次は糸。経糸に使う麻糸が意外に太いようなので、手持ちの麻糸の中からカセのままのを選び、玉に巻く「い〜と〜まきまき♪」の作業。緯糸には先日アートセンターで買ってきた結束糸の茶色を使うことにして、こっちも「い〜と〜まきまき♪」。

その作業の途中で、もう1か月ぐらい遅れている大型案件の担当の先生から、クライアントの都合で今回はキャンセルになったというビックリメール。あらら〜。ずっと待っていて、スタートした時点でその案件を優先する、と口語体の案件の担当者にも伝えてあるのに。でもクライアント次第だから仕方がない。

林田さんの Liberta を聴きながら、実際に整経を始めてみると、どうも麻糸が太すぎるような…。結局その麻糸はやめにして、再び物色。やや細めでハリの強い麻糸は、織り機にセットしてテンションをかけ、ピンと張ったつもりでも、滑りが悪いせいかスムーズに巻き取ることができず、どこかしらにゆるみが出てたるんでしまう。何度もやり直して、Liberta が終わってアリーさんの Salone が始まる頃に、ようやく全部の経糸がピンとなり、最初の平織り部分を試し織り。

うーむ。何かがおかしい。綜絖がうまく開口しない。経糸を1本1本、整経の状態を確認していくと、隣りどうしの経糸がねじれて筬の溝に入っている箇所を発見。く〜っ。

そんなこんなで、Salone も終わる頃に、ようやく平織り部分が完了。今回はお借りしたサンプルがぺったんこなバッグに仕立てられていて、ぺったんこのはあまり使わないから、マチのあるカチッとしたバッグに仕立てるつもりでいた。でも、4羽と5羽の違いは思ったより大きな幅の差になり、バッグにするには狭すぎるかなぁ。

と思いながら模様に進もうとしたら、むむむ、織り図の説明が、分からな〜い! へたにいじると経糸を傷めそうなので、このまま教室に持参して先生に伺うことにした。無念。

すでにずいぶん遅い時間だけれど、大型案件がキャンセルなら、残る国別シリーズの修正作業を始める準備だけしておこう、とパソコンに向かう。実際の修正は最新の英文と古いバージョンの和文とを見比べながら進めていて、英文の変更箇所を示すマークアップを自分で作ることはしていない。でもレビューの便宜上、時間をかけてもいいからマークアップを作ってほしいと言われていたので、その作業をするつもりだった。でもでも、英文がPDFファイルだから、ワードのような変更履歴の作業ができない。そっかぁ。ダメじゃん。仕方なく、代わりにハイライト表示でもいいか、とお伺いのメールを送り、今日はこれにて終了。