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寝たのが朝７時すぎだったから、起きたらもう午後。やっぱりこうなっちゃう。ゆっくりコーヒーを楽しんでいると、なにやら耳慣れない着信音が。あ、そうそう、これまで仕事用のアドレスへの着信はわざと悲しいメロディにしてあって、以前と違って仕事を待っている状況なのにそれじゃあ縁起が悪いような気がして、やたらと楽しげなメロディに変えてみたのだった。さて、どんなメールかな、と期待をふくらませて開いてみるとクライアントからで、忙しいかどうかを確認したいと。ヒヒヒヒマです〜っ！　と叫びたくなる気持ちを抑え、平常心を装って（？）手があいていますと返信すると、明日には原稿を送付できるのでお願いしたいと。やった〜っ！　ようやく仕事始めだ〜！！

でもなぁ、ちょっと前に打診のあった案件みたいにキャンセルの可能性あるから、実際に書類を手にしてみないと安心できないなぁ、と少なからず疑心暗鬼。それでも明日には書類が届くことを期待して、今日のうちに少しでも手織の宿題を進めておこうと思い立ち、配色に気をつけながら織り始める。

まだいくらも織らないうち、BGM 代わりの Ottava で「開運クラシック」として紹介されていた曲を聴きながら「ああ、あやかりたい」と思わずボヤいているところへ再びメールが届き、もう書類が送られてきた。ホントにきたぁ！　予定より早まったのね。もちろん大歓迎。15ページほどなのでそれほど時間はかかりそうにないけれど、記念すべき新年最初の案件。これでやっとスタートが切れるのねぇ。なんだかしみじみ嬉しくなってしまった。

手織を中断し、すぐに和訳を始める。やっぱりトライアルとは気分が違う。大げさに言えば、自分のいるべき場所に戻ってきた、みたいな。仕事がある喜び。ありがたやありがたや。

久しぶりの仕事をじっくり楽しみたい気持ちがある反面、急ぎの案件なのでのんびりはしていられない。大橋さんのデイブレイクが終わる午前５時まで粘って半分強。明日中にはひととおり終わるんじゃないかな。終わったらまたプーに戻っちゃう？　いやいや、まさか初詣のご利益がこれで終わってしまったはずでは … ！！