■ - まるぶろぐ

さて今日は持ち寄りの新年会なので荷物がいっぱい。こういう時こそお気に入りの OHTO のバッグが大活躍。斜めがけもできる大きなショルダーバッグに同じシリーズの小さなバッグ２つがジャストサイズですっぽり入るので、小さなバッグのひとつにパウンドケーキを２つ、もうひとつには財布その他の必需品を入れ、パウンドケーキを入れたバッグの下に筑前煮を詰めたタッパーを入れると、それぞれが与えられた居場所にきちんと落ち着いて、バッグの中であちゃこちゃ動くことがない。それに何がいいってこのバッグ、たくさん入れても肩掛けベルトが幅広のせいか、実際の重さよりも軽く感じる。

方向音痴の自覚がしっかりあるので、初めての場所には早めに着くよう電車の時間をチェックして、それでもなんとなく気がせいて１〜２本早い電車に乗ってしまい、待ち合わせに早すぎる時間に着いてしまうというのがよくあるパターン。今日もそうだったのだけれど、ほぼ同じ時間に着いたお仲間がいらして即合流。

別のお仲間がご自宅を会場として提供して下さり、総勢９人がにぎやかに集合。このお宅がまぁ外から見ても中のどこを見てもすんばらしくオシャレで、なにげなく飾られた品々のひとつひとつがステキな上に遊び心もたっぷりで、それはそれはステキなものだから、もうため息が出っぱなし。残念ながら参加できなかった方から思いがけずお花が届いていて、そのお心遣いに一同感動。

それぞれが様々な品を持ち寄り、そのひとつひとつにあてがわれる器がまたすばらしい。私の筑前煮も、見事な大皿に入れてもらって見栄えが数段よくなった。ほかにも、具だくさんの薩摩揚げの盛り合わせや、定番なのにとっても久しぶりだった崎陽軒のシュウマイ、豪華なサラダ、チーズのオードブル、日本酒党の好みに合わせた乾き物など、ずらりと並んだテーブルは壮観。

まだまだこれだけじゃなく、その場で殻から出した的矢の牡蠣の見事なこと！　レモンを絞ってジュルッとすすると口の中は磯の香りと牡蠣独特のコクでいっぱい。ああ幸せ。「どんどんどうぞ」というお言葉に甘えて、１つがとっても大きいのに４つも頂いてしまった。

もちろんお酒もたっぷり用意。ビールでの乾杯に始まりワインを頂き、「弥生みんがめ」という美味しい焼酎もご馳走になり、さらには日本酒も。チャンポンはよくないって言うけど、これだけしっかり食べ、ステキな仲間と極上のオシャベリを楽しみながらのお酒で悪酔いなんかするはずがない。

さらにご馳走。クリスマスにももう何年も食べていない気がするチキンがホールで登場！　その場で切り分けて頂いた胸肉はとってもジューシー。付け合せのジャガイモやニンジンも、肉の旨みがたっぷりしみてホックホク。ほっぺた落ちそう。まるごとのチキンを目の前で切り分けてもらうのなんて初体験。うれしかったぁ。

ご飯ものも充実していた。まずは歌舞伎のお仲間の集まりらしく、というか作ってくれたご本人が成田屋のご贔屓ということもあり、三升をかたどった太巻きと、お稲荷さんの具にも海老！　やるなぁ。やってくれちゃうなぁ。さらに鯛めし！　土鍋の真ん中にどど〜んと鎮座ましましているところをパチリ。とっても上品なお味で、いいかげんお腹いっぱいのはずなのにペロリと完食。