まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992009-12-20

このところ日曜昼のラジオがご無沙汰だったので、4時からのましゃも5時からの安部礼司もとっても久しぶり。聴きながら、プリントの終わった年賀状にメッセージを手書きする作業。

宛名をジッと見て、書きたいことがパッと浮かぶ人から書き始め、悩んじゃう人は後回し。全部書き終わるまで何回かそれをくり返すのがいつものパターン。ところが今回は、一番最初のサイクルでつまずいてしまった。何枚目かの宛名をジッと見ているうちに、ポカに気づいてガックリ。というのは、古巣のオフィスは私の退職後に合併して名称が変わり、それからもう何年も経っているのに、うっかり古い名称でプリントしてしまっている。ああもう! 頂いた年賀状をベースに住所録を入力し直したのに、目で見たデータが頭に届いていないのねぇ。当然ながら、同じ事務所の先生宛てのは全部プリントし直し。年賀ハガキを多めに買っておいてよかったぁ。

ちびまる子とサザエさんの間も書き続けたけれど、後半は悩んでしまうことが多く、なかなか進まない。夜7時以降は見たい番組が何もなかったので、録画してあった松本清張スペシャルドラマ「天城越え」を観始めたら、その重厚な作りに引き込まれ、すっかり手が止まってしまった。鶴見辰吾が子役で出ているから、おそらく30年ぐらい前の作品。ドラマって結局のところ「人」なんだよねぇ、と基本中の基本でありながらCGI等の多用に慣れて忘れがちになっていたことをしみじみと実感。特に宇野重吉中村翫右衛門が対峙する場面では、映像技術もなにも関係なく、二人のそれぞれの人としての厚みや深みが画面を支配していて、台詞として語られずとも伝わってくる心情が強く訴えかけてきて、すっかり圧倒されてしまった。佐藤慶の粘っこい視線。大谷直子の真っ白なうなじ。幼い鶴見辰吾のまっすぐな瞳。忘れられない場面がいっぱい。

9時からは「Jin - 仁」の最終回。面白い。面白かったけど、未来が元気でいることが分かっただけで、ホルマリン漬けの胎児やタイムスリップの謎は解明されず、仁も江戸時代にとどまったまま。最近よくある続編狙いか、とも思ったけど、原作がいまだ連載中なのだから、勝手に完結させるわけにもいかないか、と納得。

結局、年賀状のメッセージは書き終わらなかった〜!