まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

今日は原宿クエストで、イッセーさんの「これからの生活 2009」シリーズの最後をしめくくる、ちょっと早めの「ひとりカウントダウン」公演。夕方のつもりでのんびりしていたら、午後2時開演と分かって大慌て! いつもならフリーフード&ドリンクをゆっくり楽しんでから客席へ移動するのに、かろうじてオニギリ1つにありついて、ギリギリで客席へ。

1年のしめくくりだから、今年生まれたたくさんのキャラクターたちが大集合かと思いきや、最後の最後まで新ネタがずらり。すごいなぁ。次々に多くのキャラクターを生み出し、それがどれもとっても魅力的。まさに無尽蔵。

オープニングは知らず知らず徘徊していて昔なつかしいガラス工場跡で幼なじみに発見される老女。おもしろいのに、切ない。彼女が語る不可思議な夢に出てくる「献血マニアのベートーヴェン」というフレーズがツボにはまった。

言葉遣いこそ「マジっすか!」を連発してイマドキながら、根はマジメな大衆食堂のバイト君、口は悪いけど一本筋の通ったアネゴ肌のOL、心臓が悪くて首も寝違えたまま換気扇の修理にトライする便利屋のオジサン、使えない部下に電話で怒鳴りちらすハイテンションの広告代理店の社長、小学生相手にたくさんの仮面を駆使して怪しげな「天草五郎」の物語りを披露する大道芸人(これは再演。物語が終わっていないから近々再々演のはず)、そしてラストは40年ぶりでバンドマンたちが集まったライブで、「資本論」の朗読から始まる「マルクスズ」のリーダーと、多彩なキャラで大いに笑わせてもらった。さらに今回は、それぞれのスキットが終わった後に、プチッと袖のカラーライトをスイッチオン。色とりどりのライトがミラーボールのように客席を照らす中、そのキャラクターのままウクレレを奏でてオリジナルソングのオマケつき。1粒で2度おいしい♪

終演後、ワークショップも最後まで見て、それからイッセーさんのサイン会。今年の公演の生写真の中から大好きな「大家族」シリーズの写真を買い、その写真と、まだ何も書き込んでいないまっさらの手帳にもサインしてもらった。手帳にサインを頂くのはもう4年め。

ワークショップの最中にお腹が鳴っていたので、夕食は外食で済ませてしまった。たっぷり野菜タンメン。ああ、今日もお腹いっぱい^^;