まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992009-12-01

毎月1日の割引を利用して、今日は近くのシネコンで映画の2本立て。

まず最初は「パイレーツ・ロック」。油絵の教室の日に「最近なにか面白い映画は?」 と I さんに伺った時にあげてくれたのがこの映画で、I さんは単館ロードショーで知る人ぞ知る佳作をご覧になることが多いので、これもきっとそうだろうと思ったら意外にも Movix でやっていた。I さんのオススメはハズレがないから、これはぜひ観に行かねば、というわけ。

60年代から70年代にかけてイギリスで24時間ロックを流し続けたラジオの海賊放送の話なんだけど、これが本当に面白かった! イギリス英語は聴きやすく、会話もオシャレ。ストーリーの合間にたくさん挿入されているリスナーたちの映像はどれも「ラジオのある風景」として写真集にしたらいいんじゃないかと思うぐらい。大詰めにハラハラドキドキの場面も用意されていて、思いがけず2度も涙してしまった。泣かせようとする場面じゃなかったので自分でもビックリ。今年観た映画の中では、マンマミーアをしのいでベストかも。

次の映画まで1時間弱あったので、カフェソラーレで手帳に映画の感想を書いたり Japan Times を読んだり。オフにしてあった携帯電話の電源を入れるとメールが何通か。返信が必要なのは1通だけで、送信直後に電池切れ。館内のドコモショップで充電したまま、2本目の映画へ。

ガラリと変わって邦画の「なくもんか」。阿部サダヲちゃんも好きなので。「パイレーツ・ロック」がすごく良かったから見劣りするかと思いきや、いやいやどうして、これまでのクドカン脚本の作品の中では一番好き。竹内結子も今までの印象とまったく違う顔を見せていて、こんな演技もできる人だったのね、と見直しちゃった。芸人を演じる瑛太塚本高史も良かったなぁ。サダヲちゃんのパワーはそのままで、あったかくて切ない。義理のお母さん役のいしだあゆみが編んだことになってるセーターがすっごくかわいいの。ツッコミどころもなくはないけど、まぁ、そこは目をつぶって楽しんじゃいましょう、と思わず点が甘くなる。

両方のパンフを買い、充電の終わった携帯電話を受け取ってスタバへ。早速パンフを読んだら、が〜ん! 「パイレーツ・ロック」の個性的な DJ たちのうち2トップを演じた2人のオジサンたち、渋くていいわ〜、とか思ってたのに、どっちも私より年下やん! 最近こういうこと多いんだけど、私の自覚がなさすぎなのかしらん???

帰宅後、手織の宿題にとりかかる。ラヌー織りでサンタクロースのミニタペストリー。グリーンの背景がフレーム部分が終わって模様がスタートしたら、楽しくって楽しくって、ああもう、やめられない〜っ!