まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

勤労感謝の日かぁ。勤労したい〜!

今月の歌舞伎座は昼夜をかけて『仮名手本忠臣蔵』の通し。昼の部は「大序」から「道行」まで。たっぷりと時間をかける幕開けや、人形から人間に戻るような仕草など、先人の工夫に見るたび感心させられる。師直を演じる富十郎は右膝の具合がかなり悪いらしく、座る場面では姿勢を崩さざるを得ないため、小柄な体がますます小さくなってしまうのだけれど、それでもハリのある声と貫禄たっぷりの台詞回しで人物が小さく見えないところはさすが。

大序の並び大名のひとりが必死で眠気と闘っているように見えた。この人、四段目では諸士のひとりで、切腹したご主人の後ろで控えている間も明らかに寝落ち寸前。私も客席で寝ちゃうことがあるから、寝るまい寝るまいと思ってもどうにもならないジレンマはよ〜く分かるんだけど、並ぶ位置が端のほうならよかったのに、どちらもほぼ真ん中だったから目立ってしまい、ハラハラしちゃった。がんばれ〜!

終演後、スタバにちょっと寄ったぐらいで特に買い物もせずに帰宅。さぁ、男子バレーがファイナルだ。ブラジルに勝てるとは残念ながら思えないものの、1セットぐらいは獲ってほしいとの願いもかなわず、完敗。それでも堂々の銅メダル! ゴリがなかなか復調できない中、ゴッツの活躍が頼もしかった。ロンドンではもっと強くなりそう。

明日は手織教室なのに、まだ終わっていなかった整経作業。次回は小さなサンタクロースのタペストリーを作るんだって。楽しみだなぁ。幅わずか12センチで、スムーズに終了。

そのあと、ふと思いついてチクチクと針仕事。これまでニンテンドー DS には、いまだに毎日せっせと花の世話などをしている「どうぶつの森」のソフトを差しっぱなしだったのだけれど、ムーミンのゲームも加わったので、ソフトの入れ替えが必要になってしまった。でも愛用の和風のカバーにはソフトを収納できるポケットがない。ならば作ればいいんじゃん、てことで、ひと目惚れして買った割りに使い道を思いつかずに大事にしまってあったムーミンのタグを縫い付けてみた。コの字に縫えばソフトの出し入れができる。大きさもピッタリだし、もともと赤で落款のような縫い取りがあるので、色合いも悪くない。そしてなによりかわいい! 持ち歩く間はゴムバンドで押さえるからソフトが落ちる心配もなく、大満足の出来。むふふ♪