昨日と違って今日は楽しい予定が2つ。アルパのレッスンと、久々の友部正人ソロライブ! ライブの方は、メールでチケットを申し込んだ時にはすでに完売していたのであきらめ、その日にレッスンをお願いし、それきり忘れていたところ、フィンランドから戻って自宅でPCを起動した30分後ぐらいに、キャンセルが出たので至急連絡をほしいというメールが届いたのだった。もし1日早く連絡が来ていたら、返信できずにおそらく別の人に回ってしまったはず。思わぬ幸運にすぐに行きたいと返信した後でレッスンと重なってしまったことに気づき、レッスンの時間を繰り上げて頂いた。先生には申し訳なかったけど、せっかく絶妙なタイミングで訪れたチャンスだったから。
まずはレッスン。練習不足だった割にはなんとか … なってたかな? 2曲のうち1曲はパスして、もう1曲は発表会の候補曲。つい細部のアレンジをどうしようかって考えてしまい、曲全体の仕上がりがおぼつかない状態だった。次回までにまず全体の流れをしっかりと。ちゃんと弾けたらとっても美しいメロディだから頑張らなくちゃ。
先生の新しいCDが完成していて、早速購入。ジャケットはさわやかなイラストで、軽やかな音色が聴こえてきそう。ささやかなお土産も喜んで頂けてよかった。
レッスン終了後、国立から吉祥寺で井の頭線に乗り換え渋谷へ。ライブハウスのHPから地図をプリントしてあったのに、バッグに入れ忘れてしまった。携帯のサイトでも地図があったんだけど、目印の建物がほとんど書かれていなくて分かりにくい。失敗しちゃったなぁ。そもそも地図はJRの渋谷駅が基点になっているから、方向音痴な私はまず基点に移動しないとスタートできないのよね。南口に出たつもりが、あれ? 西口の公衆トイレ? 間違えた? 駅をぐるりと回って歩道橋を渡るとJTBが … ない〜。迷っているうちに遅刻してしまいそうなのでライブハウスに電話を入れたら、京王線の方だというのでユーターン。やっぱり最初に出たところでよかったのね。ガックリ。で、JTBはあったんだけど、その先のさくら薬局ってどこよ〜??? 仕方なくまた電話を入れたら詳しく説明してくれたんだけど、薬局なんてなかったぞ。
そんなこんなでバタバタしながらようやく到着した時、スタッフさんがお店の前でケータイ片手に別の人に道案内をしていたから、私だけじゃなくやっぱり分かりにくいのよっ!
小さなホールはすでに満席に近い状態で、最後列でも仕方がないと思っていたら、「最前列もあいてますよ」 って。えっ? いいんですか?! なんてラッキー! かぶりつきでの友部さんはこれで2回目。前回は陽水と2人のライブだったっけ。
陽水も大好きなんだけど、詩人でもある友部さんの歌はじんじんと心にしみてくる。そしてなんといっても友部さんの声! すし詰め状態のライブハウスの中でも一対一で、友部さんの歌声にくるまって、言葉のひとつひとつを抱きしめるように受け止める。そんな感覚。初ライブは1987年の15周年記念だった。30周年記念のライブにも行った。はじまりは、「君もきっと好きだと思うから」 と先輩がくれたカセットテープで、もうビヨンビヨンに伸びていたけど、友部さんのストレートなメッセージがビンビンと響いた。あれから25年余り。友部さんは変わらない。名曲 「一本道」 はいつ聴いても涙が出そうになる。
感動のライブ終了後に、買いそびれていたアルバム 「歯車とスモークド・サーモン」 を買い、 サインして頂いた。フィンランドでたくさんスモークド・サーモンを食べて帰ってきた後にこのアルバム。むふふ。
帰宅してひと息つく頃には日付が変わっていた。久しぶりにシンプルなシフォンケーキを焼く。クックパッドの人気レシピ。一見とてもきれいに焼きあがっている。美味しく焼けているといいなぁ。
さすがに手織を進める元気は残っていなくて、今日はここまで〜。