まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

なぜ1箇所だけが???

maru992009-04-24

8時前にしっかり起きて、東銀座へ。

歌舞伎座昼の部は通し狂言伽羅先代萩』。玉三郎の政岡と仁左衛門の八汐が初顔合わせとは意外。この芝居は子役がよくないと盛り上がらないのだけれど、今月は2人とも優秀で、かわいらしいし上手だし、鶴千代の子は君主らしい風格まであって、小さな2人が舞台の要となる役どころをしっかりと勤めていた。「御殿」 の幕切れに小牧が出て八汐の悪事を明らかにする。いつもそうだっけ? 目新しく感じた。栄御前を勤める歌六が 「対決」 では渡辺外記に変わる。この二役を兼ねるのは珍しい。憎まれ役の八汐として殺された仁左衛門が勝元として颯爽と登場。一陣の風が吹き抜けるような清々しさ。おいしい役だなぁ。でも勝元の長台詞の間、必死で眠気と闘っているようにしか見えない半目の役者さんが2人ほど。ハラハラしちゃった。客席にもZZZ… の人がちらほらいたけど、私はたっぷり寝ていったから大丈夫だったよ (^^)v

終演後、まず3月にオープンしたユザワヤ銀座店へ。いつもはアルパのレッスンで国立へ行く時に途中下車して吉祥寺店を利用している。銀座なら歌舞伎座から歩いてすぐだから毎月いつでも行けちゃう。でも実際に行ってみると、狭いスペースをうまく使って思ったより品ぞろえはよかったけど、手芸売場だけだし、オープンセールの貼紙があるのにほとんど安くはなっていなかったので、ひと回りしただけで何も買わずに撤収。

その後もう一箇所、行きたいところがあった。カタログハウスの東京店が新橋に移転してもうオープンしてるはず。テクテクと新橋まで歩いて、方向音痴の私にしてはスムーズにたどり着いたのだけれど、まだプレオープン期間中でDM で郵送した招待状がないと入店できないとのこと。あれこれいろいろ買っているから、おそらく招待状とやらが届いているはずだけど気づかなかったなぁ。グランドオープンは27日。今日はすごすご帰るしかない。

カタログハウスの店は新橋の駅前。でも北千住に寄りたいから銀座からの方が便利だな、と銀座に戻るつもりが、ここで方向音痴の罠にはまってしまい、歩けば歩くほど変なところへ迷い込んでいるような…。来た道を戻ればいいだけだったはずなのにな〜ぜ〜??? 結局さんざん歩いてたどり着いたのは新橋の別の入口。くすん。

なにはともあれ北千住に着いて、製菓用品の富澤商店で 21cm のクグロフ型を探す。ない。ハンズは? やっぱりない。はぁぁぁぁ〜。ユザワヤカタログハウスも富澤商店もハンズも空振りでカナシイ〜。

歩き疲れて帰宅した後、仕方なく手持ちの 18cm 弱のクグロフ型でオレンジペーストと紅茶のマーブルケーキを焼く。型が小さい分、当然、生地が余るはずだったのに、なぜかピッタリ。あれぇ? 何か間違えてる??? 不安を残しつつ、とにかく焼き上げる。型からはずしてみると … が〜ん! 1箇所へこんでるぅ!!

そんなこんなでバタバタしている間に仕事の依頼があった。このところどこからもお声がかりがなかったから大歓迎なのだけれど、あいにく土・日に作業してほしいという急ぎの案件で、土曜日は油絵だし日曜日は歌舞伎座。残念。

忙しかった1日の終わりに PC に向かい、今日の歌舞伎座夜の部で藤十郎のお初が1300回を迎えたことを知る。すれ違いかぁ。惜しいっ!