まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

秋の水菓子

maru992008-10-08

いつもどおりにゆっくり起きたら、新しい案件の打診のメールが届いていた。最後に終わった英訳とおそらく同じクライアントで、同種別件の英訳。但し今回はベースとなる英訳に変更を加えていく形式なので、単純にページ数だけでは見積ができず、担当の先生とメールで打ち合わせをしていたところ、当のクライアントから、明日までひとまず保留、と待ったがかかった。よくある話で、ゴーサインが出るかキャンセルになるかは五分五分。さてどうなることやら。


結果的に仕事のはけた平和な状態が続くことになったので、最近のパターンどおり 「相棒」 の再放送を見ながら、キッチンのストッカーから収納ケースをひとつずつ持ってきて中味の整理。つい後から後から詰め込んじゃって、いつのまにか賞味期限切れというのが多いんだよねぇ。反省しつつ、処分していく。


今日の 「相棒」 はシーズン6最初の2時間スペシャルで、裁判員制度を採り上げていた。ある殺人事件に試験的に導入され、その法廷を担当する裁判官自身が制度そのものに反対の意思を表明するという思い切った内容。実際に導入が予定されている制度だけに、その問題点を具体的に浮き彫りにしながら、最後の最後には 「この制度の可能性を信じる価値はあると思いますよ」 と杉下右京に言わせている。裁判員制度によって裁判を迅速化できるメリットがあるにしても、石橋凌が演じる裁判官がドラマの中で主張していたとおり、法律のプロたる裁判官でも冤罪の可能性を否定できないのに、十分な知識がなく感情に流されやすい一般人に裁判を委ねることの危険性の方が大きいんじゃないかと私自身も思うから、それがこんなに具体的な形でドラマになっていることに驚きつつ感心してしまった。


そうかと思えばBS朝日で再放送されている 「はぐれ刑事 純情派」 の方は、20年近く前の第2シリーズで、めっちゃ若い安浦刑事の台詞に 「尊属殺人、罪は重いぞ!」 とあった。その後の刑法改正で尊属殺人の規定は削除されている。一応、通信課程の法学部で刑法も履修したから、なんだか感慨深いものが…。


ひとり暮らしの食品ストックの整理にどうして何時間もかかるかなぁ。なんでもかんでもため込みすぎなんだよなぁ。処分するもので大きなゴミ袋がいっぱいになり、日付が変わった後にそぉ〜っと捨てに行く。これからは新たに買い込むよりストックをどんどん消費するよう心がけねば!


このみさんのデイブレイクも終わり、さて寝ようか、と思った5時すぎにメールが届く。保留になった案件の先生からで、クライアントからキャンセルの連絡があったとのこと。五分五分の結果はそっちだったか。それより先生、こんな時間までずっと仕事をしていたのかしらん。それとなくメールできいてみたら、先生も生活時間帯がずれてしまっているという返事。お仲間お仲間♪