起きている間はそうでもないのに、ベッドで横になると咳が出るのよねぇ。だもんだから、6時すぎにベッドに入ったあとなかなか寝付けず、その分また起きるのがずれこんで、またしても昼近くまでベッドにいてしまった。
今日は今年最後のアルパのレッスンなので、家を出るギリギリの時間まで悪あがき。新しいテレビを迎えるためにバタバタと片付け回っていた時に、右手の人差し指の先っぽにガシッという違和感がしたと思ったら、爪の先を縦に大きく傷つけてしまい、スカルプチュアが必要になった。このところ爪の状態が比較的良かったので、スカルプチュアは久しぶり。あんまり久しぶりのせいかうまくいかなくて、ガチガチになっちゃった。アルパを弾きやすい状態にやすりで整える。それでも最初は弾くたびに軽い痛みがあったのがようやく気にならない程度まで快復。アレンジをさらに凝らした宿題の2曲に加えて新たな課題曲もあり、いつも以上に練習が必要なのに寝込んじゃったりしたから、イマイチ出来が良くないままタイムリミット。
中央線の中でも新しい課題曲が頭の中で回っていたのが良かったのか、実際のレッスンでは思ったよりひどくなかった。1曲はめでたく合格で、残りの2曲はまだまだ改善の余地があるので、2曲とも年越しの宿題。
私と入れ違いで I さんがレッスンしている間、リビングで待たせてもらいながら、夕べひととおり終わった英訳の見直し。タイミングよく見直しが終わるのとほぼ同じぐらいに I さんのレッスンも終了。「さて何を食べようか」 という会話はなく、I さんはすでに今夜のメニューを決めている様子。何かな何かな。車に乗せてもらって着いたところは、ジャ〜ン! フグでした〜♪ 今までフグといえば築地の天竹まではるばる連れて行ってもらうパターンだったのだけれど、国立にもフグのお店ができたので、美味しいかどうか分からないけどまずは試してみよう、ということで 「とらふぐ亭」へ。
写真のとおり、竹ひごで編んだカゴに和紙のお鍋。IHヒーターでテーブルも平板だから、昔ながらのコンロを使う天竹に較べてずいぶんオシャレ。「泳ぎとらふぐ」 というのがこの店のウリらしく、料理のメニューにも 「泳ぎてっちり」 「泳ぎてっさ」 など 「泳ぎ」 が必ずついているので、しゃぶしゃぶみたいに出し汁の中を泳がせて食べるのかと思いきや、さっきまで生簀で泳いでいたフグとうい意味なんだそうな。それじゃあ 「泳ぎ」 じゃなく 「泳いでいた」 じゃんねぇ、と日本語講師と翻訳業のコンビは口が減らない。
天竹よりずっと安いのに十分満足できるレベルで、舌の肥えた I さんからも合格点が出た。特に唐揚げが衣サクサクで美味しかったなぁ。最後の雑炊で身体の芯までぽっかぽか♪
帰宅してすぐ、見直しの終わった英訳の修正を済ませて送信し、ひと息ついてからいよいよ年末年始の大物にとりかかる。300ページを超えるPDFファイル。不要部分として指示のあったページをどんどん削除していく。Adobe のリーダーではページ単位の削除はできないので、同じ Adobe の Acrobat の方で作業を進め、翻訳が必要な部分として残ったのは130ページ余り。半分未満まで減ったからファイルの要領も大幅に軽くなった。削除が終わればAcrobat は必要ないから、サクサク動くリーダーの方に切り替える。ワード換算でも200ページまでいかないかもしれないな。もしかすると思ったより楽かも、とちょっと期待しちゃう。
「このみブレイク」 を聴きながら5時まで。分厚い目論見書の最初の部分だから、ここで用語をしっかり決めてしまわないと全体に大きく影響するので、いつもより時間をかけて納得のいくまで調べながら作業をした結果、8ページまでしか終わらなかった。でも幸い英文とは相性がいいみたいだから、思ったより楽かも、という期待はまだ持ち続けている。さて、続きはまたひと寝入りしてから…。