まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ふかふか♪

maru992007-04-30

ああ卯月がいってしまふ〜と月の末日が訪れるたびに物悲しく気ばかり焦ってしまう。ただ淡々と1日1日を重ねていくだけのことなのに、この焦燥感はどこから来るのだろう。常に仕事の締切に追われているせいかしらねぇ。


のんびり起きて、例によってバタバタと慌しく身支度を済ませ、正午過ぎからのパン教室に向かう。七分袖のTシャツの上に薄いジャケットを羽織っていったのだけれど、いくらも歩かないうちに暑くて脱いじゃった。日差しも強くてほとんど夏!


基礎コースのAからZまでめでたく修了したので、今日からはリッシュという新しいコース。最高4つまでの枠をとることができて、私が申し込んだのはとりあえず2枠。枠ごとに月替わりのレシピが設定されていて、とった枠の数に応じて選べるレシピがふえていくという仕組み。4月のレシピにギリギリ間に合って、選んだのは白パン。私のイメージの中では 「ハイジの白パン」。


コースが変わると講師の顔ぶれも変わるので、まずははじめましてのご挨拶。白パンは、仕込み水の代わりに牛乳を使う。でもそのせいで色が白くなるわけではなく、むしろ焼き色がつきやすい牛乳を使うのは風味づけ。焼く前にふりかける上新粉が焼き色をつけない働きをするそうな。念入りにこねた生地を丸め直して、麺棒で中央をくぼませ、3センチほどあけたすきまが二次発酵が終わるとほどよく詰まり、焼いてふくらむと線だけになっちゃう。面白いなぁ。ふっくらと焼き上がり、市販の白パンに較べると底の方にうっすら色がつくものの、コロンとした形がかわいらしい。


2時半近くの終了後いつものようにフードコーナーで試食しようとしたら、連休のアリオはかつてないほどの混雑ぶりで、ようやくベンチのような場所に席を確保して、ドトールの珈琲を片手に焼きたての白パンを頬張る。ふぉっほっほっ。アツアツでふかふか〜♪ 生地さえしっかりこねれば、形はともあれ、味はほとんど市販品と変わらないのがパンのいいところ。ケーキはそうはいかないからなぁ。


今日まで20%引きの手芸店とか、他にもいろいろ回って買い物を済ませ、どうせスタバも満席だろうと思いながら通り過ぎようとしたら、顔なじみのスタッフさんがちょうど席がひとつ空きましたよって。それならせっかくだから、とひと休み。あちこちから家族連れの話し声や笑い声が響いてきて、心地よい喧騒。


帰宅後、忘れずに買ってきた電球をトイレにセットしようとしたら、うそっ! 大きすぎて入らない〜! いやぁ、もう脱力して座り込んじゃったよ。自分のドジは十分に自覚してるつもりだけど、はずした電球と同じ大きさのを買ったつもりで、しかもご丁寧にワット数の大きいのと少ないのと2つも買ってきて、どっちも大きすぎて入らないんだもん。思わず笑っちゃう。というかもう笑うっきゃないっしょ。


仕事のファイルを開いたものの、なんとな〜く気が向かなくて、アルパを弾いたりしながらしばらくヤル気が出てくるのを待ってみても、ヤル気のヤの字もわき出てくる気配はない。まぁ、こんな日もあるさ。まだまだ締切には余裕があるしぃ。てことで、アルパに戻ってしばし練習。


さて、タータンチェックの続きはひとまず置いておいて、試してみたかったのが北欧ニットの続きのエスパニアスパイラル。普通に筒に編んでいきながらストライプの模様がスパイラルに連続していくという、なんとも不思議な編み方なんである。本来は棒針3〜4本で輪に編むべきなんだけど、苦手なんだよねぇ、このやり方。棒針と棒針の間の編み目がどうしても広がっちゃうし、編んでる以外の棒針がツンツン邪魔して編みにくいんだもの。そこで思い出したのが 「魔法の一本針」。かぎ針を長くしたような針で、末端の穴に通したコードに編み目を休めていけば、かぎ針なのに棒針編みができる。このコードを輪にすれば、一本針てグルグルと筒に編んでいけるはず。我ながらいい思いつきだと感心しながら始めてみたものの、模様の関係で6目の倍数が必要で、なかなかゲージどおりには編めないから、自分の編み方で出来上がり寸法に合わせるのが大変。それに一本針も筒編みも久しぶりだから目をそろえるのにもひと苦労して、編んではほどき、編んではほどき、結局かなりの時間を費やしたのに、ほどいたところで終わってしまった。ガックリ。でもぜ〜ったいあきらめないっ!