まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

スケッチ

maru992006-07-21

またまた涼しい朝。夏はどこへ?!


裏磐梯へのスケッチ旅行にどんな画材を持っていくかまだ決めかねていたので、とにかく試してみることにして、まずは不透明水彩に挑戦。売場にあった説明では、透明水彩と違ってクリーム状になるので厚塗りできるということだったのだけれど、やり方が悪いのか、クリーム状どころか透明水彩とまったく変わりがなく、色を変えるのもスムーズにいかない。やっぱり無理かぁ。機会があったら、使い方をきちんと習いたいな。とりあえず不透明水彩は却下。かすかな記憶を頼りに引っ張り出してきたクレパスを試してみる。誰かにもらったのか自分で買ったのかも覚えていないぐらいに昔のもので、48色もあるセット。まずは様々なグリーン系を重ね塗り。おっ、なかなかいい感じ。木々のある風景を試しにちょっと描いてみたいなぁ。すぐに思い浮かんだのは、なこさんがミクシィにアップしていらした写真の1枚。木立の中に木の橋がかかっていて、構図といい、木々の佇まいといい、ひと目見たときから描いてみたかった。クレパスで絵を描くなんて小学校以来のような気がするけど、これが楽しくて、単なる試し描きのつもりだったのにすっかりはまり、時間を忘れて夢中になっちゃった。ちょっと黒を使いすぎたかなぁ。クレパスって、思ったよりずっと繊細な表現ができる画材だったのね。意外。よ〜し、スケッチ旅行はクレパスに決定! 油絵より格段に荷物が少なくて済むしね。


今日のメインイベントは、アルパの先生とご主人のコンサートで、池袋のイタリアンレストランで8時から。コンサートが始まる前にそのお店で食事をしようと、I さんと7時にお店で待ち合わせ。セットメニューのパスタ2種類の中から、ウナギのトマトソースという初体験のメニューをチョイス。そういえばこの夏、ウナギはこれが初物だ〜。まだ食べ終わらないうちにコンサートが始まりそうになって、最後はかなり急いで平らげる。


ついこの間も I さんのお店で何度目かのコンサートがあって、そちらではいつもお客さんの半分ちょっとが教室のお仲間なのだけれど、今回は私と I さんの他にはもうひとりだけで、あとは全員、お店の常連さんらしく知らない顔ばかりで、しかも年齢層が高い。演奏の合間に客席から様々な質問が出て、先生がそれに答え、普段はあまり出ない話題に発展したり、私たちのまったく知らないようなリクエストがあったりと、いつもとはまったく違う雰囲気がとても新鮮。拍手喝采でアンコールまで終わった後も、さらにリクエストが続く。その頃になってようやく到着したお客さんもいて、その人のためにとまた演奏が始まったりして、8時から1時間ぐらいのはずが10時を回るぐらいまで盛り上がりっぱなしで、予定よりはるかに曲数の多い大サービス。楽しかった〜。


帰ってから、自分もアルパを弾いてみる。あ、つっかえた。「ごめんねぇ」 と楽器に言いたくなる。本来はあんなにもすごい演奏ができる楽器なのにねぇ … !!!