まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

季節到来!

maru992006-05-26

夕べ、今やってる仕事の担当の先生から 「それより優先して」 と連絡のあった20ページ弱の書類が今朝届いた。1ページの分量が思ったより多いなぁ。仕方ないかぁ、とぼやきながら始めた途端、今度はお久しぶりの先生から電話が入る。急ぎの仕事で、「12ページしかないから」 って、先生、12ページは 「しかない」 っていうようなページ数じゃないでしょう! 「あなたならチョイチョイっと」 って、そんな言葉にのりませんから〜! 「とにかくあとで送るから見て」 とゴリ押しされ、参ったなぁ、と電話を切って、それっきり。な〜んにも届かない。知〜らないっと。


今朝届いた書類をできるところまで進めて、2時前に家を出る。今日は3時に歌舞研のオジサマと新宿で待ち合わせ。慶應の歌舞伎研究会には80年にも及ぶ長い歴史があって、このほど立派な 「八十年史」 が完成したことは案内で知っていた。購入申込書も同封されていたのだけれど、返信もしないまま今に至っていたところ、なんとその八十年史の中に、私が以前作成した歌舞伎史の略年表を使ったので、お礼に1冊下さると仰る。それで受け取りに参上した次第。お会いするたびにごちそうになってしまうので、せめて手土産に和菓子でも、と毎日手作りしている近所のお店で調達していく。お待たせしては申し訳ないので15分前に到着したら、すぐにいらした。セーフ!


茶店で、まずは雑談。もちろん歌舞伎の話。なんたって六代目をご覧になっている方だから、お話を伺うだけで楽しい。しばらくして、「さて」 とオジサマが紙袋から取り出して見せてくれた 「八十年史」 は、布張りに金文字の実に立派なもので、巻末の長い長い年表を作成する際に、そのごく一部に私の略年表からのデータを組み込んだというだけなのに、本文の中で私の学部や卒業年度まで明らかにして、「…が独力で調査し…に連載した「今昔芝居暦」という私家版小冊子から借用したものである」 と説明文まで入っている。ひゃ〜っ、恥ずかしい〜っ! 歌舞研のイベントでお世話になった何人もの役者さんのところへも届けに、このところ何度も楽屋に足を運んでいらっしゃるとこのと。あああ、ついて行きたいわ〜。


オジサマとお別れして再び中央線に乗り、国立へ。5時からアルパのレッスン。ジャパンタイムズでも読もうかな、とバッグを探ると、ん? あ〜っ! 和菓子! オジサマにお渡しするのを忘れてしまった!! やってもうたわ〜。ここ何日かは珍しく平穏だったのに〜!!


さてレッスン。「花」 は家で気持ちよく練習していたのに、やっぱり先生の前だと同じようには弾けないなぁ。それでも一応は合格して、新しい宿題、久々に譜面のない曲。覚えやすそうな曲ではあるけれど、私ってば譜面があっても覚え間違いをしちゃうぐらいだからなぁ。何度も聴いてしっかり覚えないと!


帰りに国立駅前の書店で 「ダヴィンチ・コード」 の文庫版を買う。右肩がメリメリ痛くて、どうバッグを持ってもつらい状況なので、上中下の3冊セットだけど上だけ。中央線でさっそく読み始めて、これは映画を先に見ておいて正解だと思った。確かに登場人物がそのまま映画の役者さんの顔になってしまうけれど、美術館の構造なんてまったく把握していないから、映画を見ていなければとてもイメージできない。


帰宅してすぐ仕事を始める。日付が変わったところでお風呂に入り、いつものように長風呂はせず、ささっと上がって仕事再開。とりあえずキリのいいところまでたどり着いたのは午前6時すぎ。もうすっかり明るいわ〜。さて、これからひと寝入り。ちょっとだけ…。