まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

お名残惜しや…!

maru992006-05-25

昼過ぎまで仕事をして、2時過ぎに着付を始める。一重の着物で、小幅帯を 「江戸結び」 に。枕も使わずぺったんこに仕上がるので、劇場用としてはピッタリ。3時にちょい過ぎに家を出る。着物のお店の店長から渡したいものがあると言われていたので寄ってみると、京都のおみやげだった。今月、京都旅行をかねた着物フェスタに誘ってもらったのに 「忙しくて無理」 とむげに断り、きれいさっぱり忘れてしまっていた。「抹茶チョコ八ツ橋」 なんて初めてだわ〜。「おたべちゃん」 も若く可愛らしいキャラに様変わり。着付チェックは合格だったけど、「もうちょっと衿を抜いてもいいよねぇ」 って。あ、やっぱり? 


予定よりちょっと押せ押せで東銀座に向かう。盛り上がった團菊祭も今日でいよいよ千秋楽。今日は当初にチケットを取った分なのでまたまた最前列のかぶりつき。毎月1回ずつじゃなく、同じ芝居を角度の異なる席で観ると、やっぱり面白いなぁ。芝居自体に新たな工夫が加わって変更される場合もあるし、特に変更がなくても、席が変わるだけで新たな発見もある。初日と中日あたりと千秋楽と、3回ずつ観ることができればサイコーだけど、まさかそうもいかない。右隣りのオバサマは、相当お疲れでいらしたのか、最前列だというのに9割近くずっと寝ていた。もったいな〜い!


お仲間もたくさん観に来ているので、終演後に4人が集まり、国立劇場文楽終演後にかけつけてくれる別のお仲間と合流して一献傾ける予定だったのだけれど、まず文楽の方が仕事でダメになってしまい、さらに歌舞伎座夜の部組のぽん太さんまで体調不良で断念という事態に。お2人とお会いできないのは残念だけど、残りのメンバーでちょっと寄って行こうね、と話をしていたら、他にも3人のお仲間が! やっぱり今月は特別だわ。いつになく昼夜2回ずつ観たから、しょっちゅう皆さんとお会いしているような気が…。『藤娘』 終演後に早退(?)された方とはゆっくりお話する余裕がなかったのが残念だったけれど、9時過ぎの終演後、歌舞伎座近くの 「升屋」 で5人で大いに盛り上がる。今日の5人は全員がネットのつながりで、初対面どうしの方もいたのに、歌舞伎というたったひとつの共通項で話が尽きることがない。それもすごいし、そもそも今日のメンバーを引き合わせてくれたのは、残念ながら不参加だったぽん太さん。ぽん太さんがそれぞれに声をかけてくれなかったら、劇場ですれ違っていてもこんなふうにオシャベリすることなんてなかったはず … とあらためて感謝! 11時過ぎのおひらきのあと、日比谷線の中でもそんな話をしていた。私自身は常に受身で、手を引いて下さる方にホイホイとついていくだけなんだよねって。茅場町で乗り換える2人に、「くれぐれも気をつけて帰って下さいね!」 としっかり念を押されてしまった。毎月通ってるルートなんだから、おバカな私でも大丈夫〜。


御前さまで帰宅。はぁ〜、バッグが重かった。今月の筋書に写真が入ったのは19日。それ以前に観た人から2冊頼まれていたので、自分の分と合わせて3冊購入したら、それだけでかなりの重さだった。でも着物だからショルダーバッグというわけにいかず、手に下げるバックだったから、肩の痛みはそのせいではないはず。芝居を観ている間もシクシクと痛かった右肩に、お風呂上りにバンテリンをすり込む。20ページの急ぎを頼みたいというメールが来ている。1時すぎてるけど、これからちょっとでも仕事しようかなぁ。でも肩が痛いしなぁ。ええい、明日だ明日!