まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

川辺にて

maru992006-04-09

今日も朝イチでメール便が届いた。旅行会社からで、金毘羅大芝居ツアーの集合時間が7時50分から30分に変更。てことは、羽田までは地元の駅から直行のリムジンバスが出ているのだけれど、6時30分発だとギリギリかちょっと遅れるぐらいになってしまうから、6時ちょうど発のに乗らないと。ひぇ〜っ。寝坊したらどうしよう〜!!!


PCに向かったものの、なかなかヤル気が起きてこなくて、ネットであれこれ遊んでしまった。遊ぼうと思うといくらでも遊べるのがネットの困ったところで…。


スタートが遅かったので、英訳の修正が終わったのは夜7時すぎ。はぁ〜。本来10日締切の案件が1日だけだけど前倒しで終わって、今月中に60ページぐらいという打診のあった案件は10日に確定するはずだから、それまではつかの間のお休み。この機会にぜひとも本棚の部屋をきれいにしなければ!


まだ片付けがいくらも終わらないうちに、テレ東の 「ソロモン流」 が始まってしまった。「漫画家一条ゆかりを徹底解明」 とあれば見ずにはいられない。昔から大ファンの一条大先生が仕事中に着ているのはなんと、作務衣ではないか〜! お仲間お仲間♪ 左利きなのにひどい腱鞘炎で左の人差し指が曲がらず、下書きは右手でできるように訓練して、それでもペン入れはやはり左で、指の痛みをこらえながらの執筆。しかも緑内障の症状もあり、まさに身体を酷使しながらの修羅場が毎月続く。ネーム入りのプロットを作成している段階でコマ割まですべて頭の中で決まっているというのはすごいなぁ。仕事を忘れる時間を作るために仕事場とは別のマンションを借りているというのも、仕事への集中度が高いだけに必要なことなのだろうと頷ける。最近は書店に行くたびため息が出るほど、マンガの出版数が増えていて、それだけ漫画家の数も増えているのだろうけれど、40年近く第一線を走り続ける力量のある人がどれだけいることか。こういう番組を見ると触発されて、また手元の一条作品を読み返したくなりそう。


さて片付けに戻ろう、と思ったら今度はNHKアーカイブズで 「襲名・九代目幸四郎誕生・家の準備」 なる特集が。幸四郎は苦手だけどこの時の襲名は白鸚幸四郎染五郎高麗屋三代だから、やはり見ておきたかった。1981年の襲名当時、染五郎はまだ8歳。今は亡き白鸚と正子夫人のおだやかな笑顔が印象的だった。番組としてはもちろん幸四郎が主役で、見ながらずっと、どうしてこの人がこんなに苦手なのかなぁ、と考えていた。苦手な役者なんかいない方が舞台をもっと楽しめるはずなのに。でもやっぱり、理由など分かるはずもなく、苦手意識が払拭されることもなく…。襲名披露のパーティーで、いずれも今は亡き歌右衛門や先代勘三郎幸四郎を 「テルアキちゃん」 と本名で呼ぶのは新鮮だったけど。染五郎は 「アーちゃん」 だし。25年前の襲名当時、「特等席」(桟敷?) 8千円、3階は千円。隔世の感があるねぇ。


再び片付けに戻ろうとしたけど、すでに日付が変わってしまい、夜中にガタガタするとお隣りに迷惑なので断念せざるを得なかった。ちっとも終わっていないのに〜!