まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

こんな桜も

maru992006-04-07

どよ〜んと重たい気分で目覚めて、洗顔と着替えを済ませた途端にピンポ〜ンと鳴って生協の宅配。ギリギリセーフって感じだぁね。


コーヒーでだいぶ元気が出たので仕事を始め、とりあえずひととおり訳し終わったので見直し用に全部プリントしたら、結構分厚い束になった。これで締切に遅れる心配はなくなったけど、見直しにも時間がかかりそうだなぁ、とため息が出る。そこへ電話が鳴り、一瞬また新件の依頼かと身構えてしまうのは悲しい習性? さにあらずで、書評の担当さんから、「前回の本がまだ届いていないんですけど…」 と。そうそう、写真集が名残惜しくて、折にふれてページをめくってはうっとりと見入ってしまい、なかなか返せずにいたのだった。いよいよお別れね〜。


7時から千住のシアター1010で 「ライフ・イン・ザ・シアター」 なので、早めに家を出る。チケぴで惨敗して、あきらめきれなくて、ヤフオクに出ていたチケットをほぼ定価でゲットしたのだった。でもその前にレストラン街で腹ごしらえ。とんこつスープのラーメンに抹茶みつ豆まで平らげてしまった。食べすぎ〜!


市村正親藤原竜也という魅力的なキャスティング。席は左端とはいえ1階の14列目だからそれほど悪くない。だけどだけど、う〜ん、期待しすぎちゃったかなぁ。2人のせいではない。なんというか、極上の野菜と三ツ星のシェフがいて、フルコースを期待していたのに出てきたのは生野菜のサラダ1皿で、そのサラダは確かにとっても美味しいのだけれど、これだけ? みたいな…。それぞれにとんでもない才能を持つ2人の顔合わせだというのに、まったく活かしきれていない不満を引きずったまま、でもこのままで終わるはずがない、きっとまだ何か驚くような仕掛けが… という期待は満たされないままに幕が降りてしまった。あああ、不完全燃焼〜。圧倒的に女性の多い客席はそれぞれのコアなファンが多いらしく、もう目の前にその存在があるだけで満足みたいな人たちの拍手以外はカーテンコールも比較的静かで、熱狂的なスタンディングオーベーションとはほど遠かったから、他の人もおそらく私と同じような感想だったんじゃないかと思う。2人はそれぞれに魅力的なんだけど、だからこそ歯がゆいというか、もったいな〜い! なんとかして〜! みたいな。


またまた甘納豆を買って帰って、朝、生協から届いたばかりの6個入りの卵をすべて使って、レシピの3倍の量で桜のケーキを焼く。このシーズンはこのケーキで決まりという感じでもう何度目になるだろうか。明日は経堂で油絵の日で、人数的にはパウンドケーキ型1つで十分なんだけど、1つ焼くのも3つ焼くのも手間は大して変わらないから、少しずつでもお土産に。


王家の紋章 (10)
お風呂の中で、「王家の紋章」 文庫版の第10巻を読む。この物語も息が長いなぁ。「ガラスの仮面」 と違って歴史が進んでいく以上、いずれ完結するはずだけど…。