まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

クリームパン

maru992007-03-21

またしても寝るのが4時すぎになってしまったのでアラームは9時半。これをぶっちぎりで無視して、なんだかすっごくヘンテコな夢を見ていた。夢と現実がうつろにいきかい、その違和感でようやく目が覚める。ん? 11時近い?! うそっ!!


とりあえずPCを起動して必要最低限の作業だけを済ませ、昨日の日記をアップする余裕もなくパン教室に向かう。アリオに着いたらすごい人で、そのあまりの混みように初めて今日が祝日だということに気づく。春分の日かぁ。またお寺をさぼっちゃったなぁ。そのうちにご住職からお叱りの電話がきそう。


12時15分からの授業にすべり込みセーフ。Aから始まったレシピもYまできた。Y=イエローでクリームパンだって。ちょっと苦しい。今までのレシピはほとんどすべて、誰かしら同じテーブルで先に進んでいる人が作るのを見たことがあったのに、どういうわけか今日のクリームパンだけは縁がなかった。発酵させている間にカスタードクリームを作らなくてはならないので忙しいものの、ミルクティークルートの時ほどではない。6等分した生地を楕円に伸ばしてクリームをこんもりのせ、パタンと半円形に閉じて周囲に切り込みを入れて焼く。なかなかキレイに焼き上がった。終了後に試食しようにもフードコーナーも人がいっぱいでほとんど空席がない。どうにか椅子だけでテーブルのない席にひとつだけ空席を見つけ、そそくさとアツアツのクリームパンを口に運ぶ。おっ! カスタードがなめらかで美味しい〜! そういえばクリームパンって自分じゃ絶対買わないもんなぁ。こんなに美味しいものだったっけ。ビックリ。


スタバも長蛇の列だったけれど、運よくあいたテーブルを確保し、しばし英訳の見直しをする。たまたま祝日にあたってしまったものの、レディースデイなのでこのあと映画を2つ予約してある。「アンフェア the movie」 と 「さくらん」。だってどっちも観たかったんだもん。「パフューム」 も観たいんだけど、これは友人と一緒に観たいからおあずけ。


「アンフェア」 は、テレビ版はリアルタイムでは見ていなかった。たまたま眼科の待合室で再放送の1回目を見て、阿部サダヲがめずらしくまじめな役で出ていたので興味を持って、家でも見始めて、はまった。映画版もなかなか見ごたえがあって、満足。封切直後とあって、比較的小さなシアターとはいえほぼ満席だった。


次の映画まで1時間ぐらいあるので、再び混雑したフードコーナーで夕食。さてシアターに戻るか。あれ? あれれれ? クリームパンを入れた袋がないっ! どこへ置いてきちゃったんだろう? あ、トイレだ! シアターの中のトイレ。あそこしかないっ! すぐに戻って、事情を話して入れてもらい、トイレに直行したけどなかった。ガックリ。パンも惜しいけど、入れておいた袋はムーミンの限定版! 大事な大事な袋なのに〜。あきらめきれなくてスタッフにきいてみる。いかにも仕事がつまらなそうな無表情の若い女の子で、まったく興味なさそうに、「どんな袋ですかぁ?」 と目を合わさずに言う。「白い布の袋で、ムーミンの柄で、中にはパンが…」 と言い終わらないうち、「ああ」 と相変わらず無表情のまましゃがむと、机の下をごそごそ。「これですか?」 と渡してくれた。そうそう! ありがとう! 中身はともかく袋がとっても大事だったの! と一気に言うと、途端にとってもかわいらしい笑顔になった。いつも笑っていればいいのに〜。


さて 「さくらん」。面白かったぁ! 土屋アンナの演技をどうこう言う声を少なからずきいたけど、あんまり気にならなかったなぁ。原作の主人公がそのまま出てきたみたいで良かったと思うけど。彼女だけでなく、原作の世界がまったく壊れていないのがいい。左團次さんってばおいしい役どころで、今までで一番楽しい仕事だったんじゃ? もう左團次さんが出てる場面では頬がゆるんじゃってゆるんじゃって大変。たまたまなんだけど、椎名桔平と成宮なんとかクンとがアンフェアにも出ていて、なんかこう、日本の映画界って意外に狭いのかしらん、と思ってしまったり。「さくらん」 はぜひまた観たいっ!


映画の合間に英訳の見直しが終わったので、10時半すぎに帰宅してから修正を終え、送信。お腹をこわしている間に断りまくってしまったこともあり、これでとりあえず在庫ははけた。明日からは怒涛のようにいろんな予定が入っているので、できれば今月はもう仕事はお休みにしたいところだけれど、さて、そううまくいきますかどうか。