まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

可憐な佇まい

maru992006-02-07

明日80ページの書類がリリースされる前にやっておかなくちゃいけないことがあれこれとあるので、それなりに早起きをして、さぁ、始めるかな、と思った途端にピンポ〜ン。3階の方で、車庫証明書に管理組合の理事長印がほしいと言う。車のことはまったく分からないんだよなぁ。ただ理事長印をポンと押すだけならいいけど、住所氏名や電話番号の欄もあって、私個人の情報を記入することには若干の抵抗を感じた。それでも、「これまでの理事長さんにも個人名で記載してもらっていました」 と言われてノーとは言えない。「ご主人さまがいらっしゃる時じゃないとダメですか?」 いや、そういうことじゃなくて、えっと、ウチは単身なので…。「す、すみませんっ!」 いえいえ。これまで別に単身だからってどうこう言われたことないのに、理事長でいる間に何度この話題が出るんだろう。別に単なる事実だからいいんだけどさ、いちいち説明するのめんどくさいのよね〜。


続いて珍しい方から電話を頂く。かつては同僚だった秘書さんで、今は弁護士の奥様。ご主人もかつては同じ事務所で一緒に仕事もしてたのに、どういうわけか直接連絡をしてこなくて、まずは彼女から電話で打診があって、OKとなると先生がメールをしてくるという…。シャイなのか? よく分かんない。とりあえず書類を送ってもらうと、ど〜んとたっぷり20ページある。指定された納期は決して無理なスケジュールではない。明日80ページがリリースされることを考慮しなければ。でもこの先生からの依頼は、私がフリーになってからまだ2回目。伯母の入院中に一度キャンセルしたっきりなので、気になってはいた。そうなると断りにくいわけで、80ページが気になりつつも、そちらはある程度スケジュールに余裕があるはずなので、ええい、ままよ、と引き受けてしまった。大丈夫か?!


となればのんびりはしていられない。昨日までに終わった2つの和訳の見直しを急いで進めて、5時前に無事の送信。結果的に締切より2日も早く送れたから、依頼先には喜んでもらえた。単にお尻に火がついちゃっただけなんだけど。


さて、これですぐ20ページを始めてしまうわけにはいかない。もうひとつ、大事なことがある。それは、懸案の 「ミーハー芝居帖」。1月8日の浅草歌舞伎を最後に、パッタリと止まってしまっていた。その後、新橋演舞場の 「信長」、転んで捻挫した日の歌舞伎座昼の部、国立劇場の千秋楽、ついこの間の 「クラウディアからの手紙」 と4つも観ている。しかも歌舞伎座は昼の部だけで演目4つ。ためにためてしまったこれだけの宿題をなんとか今日中に片付けなくてはならない。さぁ、大変。濃い目のコーヒーで気合を入れ、それぞれの筋書を用意して、まずは海老蔵の信長からだ。ためてしまったからといって簡単に書きなぐるわけにはいかない。なんたって書きたくて仕方がないことは山ほどあるのだから。書評以上に単なる感想文だし、「信長」 なんて観てから3週間も経っちゃってるんだけど、いざ書き始めると舞台の様子がまざまざと思い浮かんで、追体験できる楽しさもある。


結局、すべての宿題を書き終えたのは1時すぎ。ほとんど8月31日深夜の気分だわ〜。ウチは磯野家と違って誰も夏休みの宿題なんて手伝ってくれなかったけどぉ。あ、いかん、芝居帖は仕事より気合が入る分、キーボードを叩く指にも無意識のうちに力が入ってしまうらしく、数時間打ちっぱなしでいたら痛くなってきた〜。いや〜ん。