まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

クラウディアからの手紙

maru992006-02-02

昨日の電話のとおり、次の書評の本がもう届いた。3冊のうち2冊は文庫で、これまでずっとハードカバーばかりだったから新鮮。これがまた、どちらも書店で見かけたら間違いなく買っていたに違いない種類の本で、今から楽しみでしょうがない。そして3冊目は、これがもう、よくぞお送り下さったとお礼を言いたいぐらいの豪華な写真集で、往時の名優たちの素晴らしい写真の数々に思わずため息が出てしまう。次の締切は2か月先だから、それまでじっくり楽しませてもらおう。


今日は世田谷パブリックシアターで7時から芝居を観るので、家を出るタイムリミットは5時20分。それまでになんとか終わらせようと、シャカリキになって仕事をする。4時をすぎたところで着替えを済ませ、すぐに出られる状態で仕事再開。さあ、間に合うか? ビミョーかなぁ。いや、あきらめちゃいけない。急げ、急げ。あともうちょっと、あと1パラグラフ、よし終わった! 何時だ? 4時50分。よっしゃあ!


三軒茶屋は久しぶり。世田谷パブリックシアターは、「ゴドーを待ちながら」 以来かな。ロビーで渡されたチラシの束が分厚くてビックリ。その中から興味のあるものだけを抜き取って、あとはゴメンナサイ。最近のチラシはどれもお金をかけてるなぁ。パンフレットは基本的に役者の欄しか読まず、物語については白紙のままで舞台に臨むことにしている。今回も同じ。


今日は朝から手首の痛みがひどくて、ずっと湿布をしているのに、開演を待つ間もズキズキ、シクシク。腕全体を重く感じるのは転んだ当日と同じだ。ちっとも良くなっていないみたいだなぁ。それどころかひどくなっているように感じる。やっぱりすでに腱鞘炎に移行しているのだろうか。湿布って治療になるのかしらん。なんかこう、ひんやりした感触で痛みをまぎらわせているだけという気がする。


「クラウディアからの手紙」。斬新な舞台だった。観てよかった、というか、これは私にとって観るべき舞台だったのだと思った。東京FMで坂上さんが紹介してくれたおかげ。7時開演でわずか15分の休憩をはさんで10時まで、じっくりと堪能した。そして帰り道もずっとその芝居のもとになった現実のことを考えていた。帰宅後のお風呂の中でもベッドの中でもずっとずっと考えていた。よっぽどベッドから起きて 「ミーハー芝居帖」 にアップしようかと思ったけれど、「ミーハー芝居帖」 にはたっぷりと宿題がたまっている。今へたに手をつけると明日の仕事に影響してしまうので、とにかく今の締切を乗り切ってから。