まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

早咲きの…

maru992006-02-01

如月に突入してしまった。1年の12分の1が終わってしまった。あうう。


冷たい雨が降り続いて、寒いこと寒いこと。夕べ小雨のうちにチケット引取りに行って正解だった。部屋があたたまるまで、冷え性の私の指先は冷たくかじかんでいる。右手首はなかなかよくならず、湿布をはずすと途端にシクシクと痛み始めるので、1日に何度か取り替えているのだけれど、新しい湿布はひんやりと冷たく、指先がなお冷たくなってしまう。腱鞘炎に悩まされていた頃を思い出すなぁ。同じ状況になりつつあるのがカナシイ。生協から届いたリンゴにもなかなか手が出ない。包丁で縦割りにするときに手首に負担がかかるから。キャベツに十字の刻みを入れるのもとっても大変だった。重い物も持てないから左手に頑張ってもらうしかなく、それが続くと左手にも負担がかかって痛みが出たりするという…。


めずらしく携帯に電話の着信。演劇界編集部の担当さんだった。「いつもメールじゃなんだから、たまにはお電話をと思って」 と、やさしい声。「そろそろ次の本、送りますから」 って、え〜っ! もう?!


夕べ最後まで訳し終えた理科系の英訳を見直す。不思議なもので、一度英語にしてしまうと、理科系だろうとなんだろうとあまり抵抗がなくなる。見直しの段階ではどちらかというと単語の選択より文型を意識するからかもしれない。ていうか、そもそも日本語は主語も述語も係り結びもあいまいで、しかも 「分かってる人」 が書いた難解な日本語を 「ちっとも分かってない人」 が必死で訳しているわけだから、きっとこういう意味だと信じて英文にしたあとは、あくまでその解釈が正しいという前提で、一応は論理的な英語になっている。もちろん、解釈が間違っていれば、いくら論理的に正しくたって翻訳としてはまったく役に立たない。でも苦手な分野となると、とにかく自分を信じて、あとはもう開き直るしかない。


3時半すぎに送信して一段落。淹れたてのコーヒーをじっくり味わって、気合を入れ直し、次の仕事にとりかかる。今度は不動産関係かぁ。契約書なら頭の中にある程度ストックがあるんだけど、あいにく法律論の解説書。な〜んか最近、めんどくさい案件ばかり来てないか? 内容が難解か、分量が多いかのどっちか。… なんてぼやいている場合じゃない。まずはPDFファイルのワード化。この段階でひと手間かかるものの、その後の作業がぐっと楽になるからなぁ。


8時からは歌舞伎チャンネルで 『児雷也』 を録画しながら、音声だけでガマンする … つもりがどうしても横目でチラチラ見ちゃうなあ。この演目を最後に亡くなった松助さんが登場する場面だけは、PCから離れて食い入るように見た。細い手首、やつれた頬。アップの映像は客席から観た時よりもシビアで、ああ、また涙が止まらない。その場面が終わった直後にグラッと揺れた。地震の怖さよりも、せっかく高画質で録画してるのにテロップが入っちゃうんじゃないかと心配した。見ていた限りでは入らなかったけど、あとで要チェック。録画でも十分に面白い芝居だなぁ。あの日の感動がよみがえる。


14ページの半分ちかくまで終わったところで、今日はリタイヤ。1時半。できれば明日の夕方、芝居を観に行く前に終わらせたいなぁ!