まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

幽玄の世界

maru992005-09-19

目が覚めて起きようとしたら、背中の右側に引きつるような痛みが走って、思わずのけぞってしまった。な、なんだ? 昨日はそれほどハードな仕事をしたわけでもないし、疲れがたまってるという自覚もない。寝違えた? 背中を?! ベッドの隣りのマッサージチェアに倒れ込むようにして、とりあえず1セット15分のマッサージをしてみる。でもいつもならツボにはまって気持ちいいはずのマッサージもなぜかゴリゴリと痛いばかりで、あまり効果がなかった。じっとしているだけでもキリキリと痛い。インドメタシン入りの塗り薬も使ってみたけど、スーッとして気持ちいいだけで痛みがとれない。参ったなぁ。今日は楽しみにしていた文楽なのに。


いつもは右肩でしかしょえないショルダーバッグも痛くてしょっていられず、仕方なく左側でしょえばズルズル落ちる。あうう。今日のチケットは電話で予約したきり窓口預り。あ、でも財布の中身が…。でも大丈夫。国立劇場のカードは優秀で、支払いができるだけじゃなく、しっかり割引してくれる。ついでに10月の歌舞伎公演の予約も済ませ、いざ小劇場へ。


隣りのオジサンが上演中もブツブツ言ったりペットボトルの入ったビニール袋をガサガサさせたり、字幕のスクリーンを見ながらなぜかケラケラ笑ったり、そうかと思えば急に私の顔をジロジロ見たり、となんとも不気味な人だったのだが、なんとこのオジサン、夜の部まで隣りの席だった。最悪〜。こういうご縁はカンベンしてほしい。


とはいえ文楽の舞台は昼も夜も素晴らしく、大満足。詳細はいずれ 「ミーハー芝居帖」 にアップするとして、夜の部では山川静夫さんのお姿もあった。次回の文楽は12月。せっかく今月も満員御礼だったのだから、もっと東京での公演が増えるといいのにな。


往復の電車の中でも幕間でも5冊目の書評の本を読みふけり、あともう少しで読み終わる。今回は本に恵まれて、どれも純粋に読んでいて楽しい。もう1冊、最後に残っているのはそうはいかないみたいだけど…。


文楽を観ている間もずっと続いていた背中の痛みがまだとれない。帰ってからもマッサージチェアを使ってみたけどダメ。あいにく明日はマッサージサロンの定休日だから、もともと予約を入れてある水曜日までガマンするしかないなぁ。ズキンズキンしてきた。いやんなっちゃう。