８時に目覚ましをセットしたつもりで忘れたのか鳴ったのに止めてしまったのか、定かではないほどに熟睡していたらしい。９時近くに隣りの男の子のけたたましい泣き声で目が覚めた。起こしてくれてありがと〜。
ゆっくり食事をしている余裕はない。とにかくＰＣを立ち上げて、クライアントから直接きた仕事の添付書類の和訳を始める。これがエクセルのファイルで、あまり扱いに慣れていない。ビジネスの現場では幅広く利用されているはずのエクセルだけど、意外にもこれまでの仕事では必要とされてこなかったから、使いこなすために積極的に努力しようという気にならなかった。まぁ、翻訳の場合、エクセルのファイルを新規に作成すべき状況というのはほとんどなくて、大抵はもとのファイルがエクセルだった場合に限り、そのファイルが英文なら英語の上に日本語を、和文なら日本語の上に英語を上書きする形で処理すればいい。でもたまに、セルに特殊な設定がされているのか、上書きしようとすると勝手に変換されてしまう場合がある。今回も１箇所あったけど、どうにか乗り越え、１時間ちょっとで無事に作業終了。
さて、お腹が空いた。鶏肉と夏野菜をザクザクと炒めてカレーソースで風味付け。な〜んかこの夏はこんなものばかり食べてるな。
暑い中で熱々のカレーなんぞを食べたものだからドドッと汗が出てきて、たまらずシャワーを浴びる。ふぅ、とひと息ついたところで、さて、支度支度。今日は原宿クエストで３時から小松政夫さんの一人芝居。来週以降にイッセーさん＆小松さんの二人芝居、イッセーさんの一人芝居と続くシリーズ企画を全部制覇しようというわけ。実は今日は Ｉ さんの大泉学園のお店でアルパの先生のコンサートがあるというのに、あいにく開演時間まで重なってしまった。これまでのコンサートでは弾いたことのない新しい曲を４曲も予定されているそうなので是非とも聴きに行きたかったのだけれど、今回は初めてコンサートの様子を録音することになっているので、それに期待することにして、いざクエストへ。
いつものようにフリードリンク・フリーフードでにぎやかなロビーに到着すると、思いがけなく知人ご夫婦とバッタリ。サックス奏者の中村健佐さんの写真を撮り続けていらっしゃる方とその奥様で、健佐さんのクリスマスコンサートの際には、その方のお写真とおこがましくも私の油絵を飾ってもらった。まさかこんなところでお会いするとは〜。
小松さんの舞台は、なんといえばいいのか、まったく想像できなかった世界で、すっごく驚きつつ感動してしまった。極上の大人のエンターテイメント。詳細は折をみて 「ミーハー芝居帖」 にアップしたい。会場にはもちろんイッセーさんの姿もあり、二人の掛け合いが楽しみ。なんといっても 「電線マン」 をリアルタイムで見ていた世代だから、願わくば伊東四朗さんもまじえて、３人それぞれの一人芝居、２人ずつ３通りのペアでの二人芝居、そして最後に三人での舞台をシリーズで見せてほしい、とアンケートに書いちゃった。
プロントと同じビルにあるスーパーでこのところ太くて立派なズッキーニが２本１５０円で売っているので、今朝も食べたばかりなのに、また２袋も買いこんでしまった。数ある夏野菜の中で一番好きなのよね〜。
すっかり暗くなってからの帰り道、ついこの間までミンミンとうるさかった蝉の声がいつのまにかオーシンツクツクに変わっている。家を閉めきりにして出かけていた割に、窓を開けてしばらくすると、それほど風が入ってくるわけではないのに、クーラーいらずで過ごしやすい。秋は少しずつ近づいているのだねぇ。
のんびり長風呂をしてから再びＰＣを起動すると、ありゃ、仕事の依頼が来ている。ちょうど在庫がはけたところなので、書類を確認の上、ＯＫのメールをしたら、自動返信メールが帰ってきて、担当の先生は明日からしばらく夏休みとのこと。それほど時間のかかる仕事ではないのだけれど、さて、終わったら誰に送ればいいんだ？
