六十年目の八月十五日。
まだまだ残暑が厳しくエアコンなしではいられない。遠い遠い昔、たとえば大奥のような場所で、時代劇では常に十二単に垂らし髪といったいでたちでおいであそばす方々は、この暑い季節をどのように過ごしていたのだろうか。今の暑さというのは、コンクリートの照り返しやら冷房の排気やらヒートアイランド現象やらと人工的な要因によるところも大きいらしいから、往時の暑さとは体感的にかなり違っていたのだろうなぁ。… と、どうでもいいようなことをあれこれと考えてはボーッとしがちな今日この頃。
仕事を始めたのは１０時すぎ。ほどなく追加の依頼が届く。丸２日かかるとして、今の案件も明日までかかりそうだから、納品できるのは無難なところで木曜日か。その日程で受注して、もとの案件の英訳を進めていたところ、夕方になって、新たな依頼の方はクライアントの方でもっと早く必要だからとキャンセルになったという知らせ。ううむ。ちょっと無理すれば水曜日でもなんとかなったかもしれなかったのに。まぁ、いいや。あまりがむしゃらに仕事したい状況ではないことだし〜。
夕方から夜にかけて雷雨の予報で、一時は関東地方に大雨注意報も出たぐらい。実際、ゴロゴロピカピカと始まったものの、雨の方はそれほどでもない。でもいつ土砂降りになるか分からないから、と外出を控えているうちに夜になってしまい、新聞すらとりにいかずに引きこもり状態で過ごしてしまった。結局ほとんど雨は降らなかったなぁ。
８時半すぎに契約書本文の英訳が終わり、添付書類の英訳を残して一段落。「キスイヤ」 のあと 「ＥＲ」 を録画しながら 「スーパーテレビ」 で歌舞伎町のドキュメント番組を観る。この種の社会風俗とか犯罪ものとかのドキュメントって、なぜかつい観てしまうなぁ。そのあと録画した 「ＥＲ」 を観て、明日には十分に終わるから、とそのまま仕事は切り上げるつもりでいたのだけれど、ふと気になって自分が送信したメールをチェックしてみたら、ちゃっかり明日の午前中には終わると宣言していた。テレビなんか観てる場合じゃないやん！ 残りの添付書類を訳し終え、プリントだけして、見直しは明日。
生協で初めて注文してみた 「スープ生活 ビシソワーズ風じゃがいものスープ」。冷たい牛乳を注いでかきまぜるだけなのに、コクがあって、とっても美味しい。気に入ってしまったわ〜。
