まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オーブンで焼く前に

maru992005-08-05

7時すぎに目が覚めた。窓を閉め切った室内はモワッとしている。でもまだ寝足りない気分。窓を開けて和室に移るのも面倒くさくて、エアコンのスイッチを入れ、1時間後に切れる設定にして寝る。ZZZ … 8時すぎには再び暑くなって自然に起きるはずだったのに、なぜか10時すぎまで熟睡してしまった。仕事の在庫がない時だからいいようなものの…。


午前中はメールチェックやらなんやらでPCの前にいて、午後は久々に焼き菓子作り。中学時代の恩師から召集がかかり、何ヶ月ぶりかで同級生が集まることになったのだけれど、居酒屋ではホールのケーキは持込不可だろうから、内緒で配れるように、1つずつアルミケースで焼くタイプのレシピを選んでみた。すっかりアテにされていて、外出先から手ぶらで参加した時にガッカリされたからねぇ。ホットケーキミックスを使う簡単レシピで、まず生地にココナッツミルクを加え、中のアズキあんにもココナッツミルクが入る。明日の絵の自習に持っていく分も一緒に焼いてしまおう。でもやっぱり焼き菓子には向かない季節だなぁ。なんたってオーブンを予熱している間の作業が暑くってたまらな〜い。


とりあえず無事にケーキが焼き上がったあとは、アルパの練習をしたり再びネットで遊んだり。夕方、日が翳り始めた頃に家を出る。片道1時間ちょっとで集合時間の7時ほぼジャストに到着。案内された個室には、まだ4人しかいなくて私が5人目。ほどなく女性陣の連絡係の子が到着し、なんと肝心の恩師のところへ迎えに行ったら、夏バテしたらしくとても参加できる状態ではないから皆に謝っておいてくれ、と焼酎とウイスキーのボトルを1本ずつ託されてしまったという。恩師を囲む会のはずだったのに〜。他にも急に接待が入ったとか、出張に行かされたとか、夫婦でお店をやっている子は当日休業の予定だったのに団体の予約が入って休めなくなったとか、バタバタとキャンセルが出てしまい、集まったのは8人だけだった。「遠くからわざわざ来てくれたのにねぇ」 と唯一都内組の私を気遣ってくれる。そうだねえ。終電までいたとしても約4時間しかないのに往復2時間半近くかけて来てるんだもんねぇ。「えっ? 帰るの? ウチに泊まってもらうつもりでもう布団しいてきたよ」 気持ちは嬉しいけど帰るよ〜。誘惑に負けないように、もう帰りのキップ買っちゃったもん。


個室なのをいいことに、お店の人の目を盗んで私が持参したケーキを配り、さらには恩師からもらってきたウイスキーを開けてしまう。コルク栓だから一度開けたら最後、飲みきらないと持って帰れないんだから開けるなって何人かが止めたのに、「酒豪ぞろいだから大丈夫だよ」 と自分は胃腸が弱くて飲めない♂が開けてしまい、ウイスキーはダメというヤツも2人いて、残りの5人で、オソロシイことにしっかり開いてしまった。ボトルがお店の人の目にふれないようにはしていたものの、部屋中に匂いが充満していたし、そもそもウーロン茶なんて頼んでもいないのに、中生のジョッキに茶色い液体が入ってるんだからバレバレ。


私が 「子持ちシシャモ」 が食べたいと言ったら、「家で焼けよっ!」 とツッコミが入る。でも飲むと食べたくなるモノのひとつで、家では飲まないから食べないんだもん。いざシシャモが出てくると、ツッコミを入れた奴らが次々に手を出すんだもんなぁ。遅れてきた♂にメニューを渡したら、彼が真っ先に注文したのが同じシシャモで、一同大爆笑。本人だけが分からずキョトンとしていておかしかった。


飲むといつも大騒ぎする連中がそろってキャンセルだった上に、集まった連中は飲んでも赤くもならないメンバーばかりだったので、マジメに来年に予定されている同窓会の打ち合わせをする。学校行事が少なくてお母さんたちが家をあけやすい時期はいつか、というのが焦点の1つで、6月は雨が多いからやめにして、11月あたりはねらい目なんじゃないかということになった。もう1つは場所。地元がいいのか、地元に帰りやすい路線で都内でやるか。前回が地元だから来年は都内でもいいんじゃないかという意見もあれば、どうせ2次会3次会と流れるなら、というか2次会希望の声も出ないようなら失敗なわけだから、2次会3次会を想定するとやっぱり地元の方がいいんじゃないかという意見もあり、結局まとまらず、保留。次回は幹事ほぼ全員の集合を前提として近いうちにまた集まることになった。


「やっぱり泊まっていきなよ〜」 というお誘いを振り切って終電で帰宅。皆と話している時も帰りの電車の中でもシャキッとしていたのだけれど、駅から自宅へと歩いている間に、だんだん気持ちがよくなってきて、回りに人がいないところで、「酔ってるみたい〜」 とか 「最後はほとんどロックだったし〜」 とか、でたらめなメロディつきで声に出してみたりなんかする。ま、たまにはいいよね、こんなのも。