まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オードリー

maru992005-04-02

朝イチで夕べ焼いた 「チーズのクリームブリュレ風」 をチェック。ちょっと固めのプリンみたいな状態。重くてかさばる耐熱容器のまま持っていくのもなんだから、3つの長方形に切ってタッパーウェアに入れていくことにする。とはいえ角型で深い耐熱容器の底1.5センチぐらいに広がるやわらかいケーキをどうやってタッパーウェアに移せばいいのか。ケーキの周囲にスパチュラを差し込んですき間を作っておいて、ラップを敷き詰めて手を当て、容器を斜めにしてみる。ダメだ。手よりずっと大きいから手の当たらないところがくずれちゃいそう。うまい具合にスッポリ入る大きさの箱なんてみつからない。えっとえっと。あ、ビニール製の薄いまな板がいいかも。慎重に慎重に、耐熱容器からまな板に移して、そのまま大きなまな板の上に。ラップの上にケーキがのってる状態。でもケーキの表面が下にきちゃってるから、タッパーウェアに入れるときにひっくり返さないといけない。ラップごと切り目を入れて、ラップとケーキの間に薄いまな板を差し込んでまな板に移し、えいやっとひっくり返してタッパーウェアの中に着地させる。これをくり返すこと3回。無事に三層になって準備完了。はぁ〜。


仕事の残りを片付けねば。午前中に終われば三田に寄って I さんが通っているフラワーアレンジ教室の作品展を見てから油絵の自習に行きたかったけど、残念ながらその余裕はなさそう。その旨 I さんに連絡を入れて仕事を続ける。いつもなら2時半前後の電車に乗るんだけど、そのぐらいまで仕事が長引いて、30分ぐらい遅刻してしまった。もうひとりのメンバーWさんに遅れることを連絡して大泉学園に急ぐ。こういう日に限ってWさんはいつもより30ぐらい早く着いたそうで、1時間もひとりで自習をさせてしまった。申し訳ない〜。


自習日にはコーギーのナオちゃんを描いている。ナオちゃんを抱く I さんのセーターがパステルピンク色だったのだけれど、そのままの色で塗ったらなんとなく画面が落ち着かない。思い切って実際の色は無視して、いろんな色が混ざった毛糸の風合いをめざしてみた。バックの色合いが濃くなったら、ナオちゃんの部分は何も手を加えていないのに、相対効果でググンとナオちゃんが引き立ち、グッと前面に出てきたように変わった。面白〜い。


知り合いからケーキが届くはずだから、ということで焼き菓子ではなくクリームブリュレ風にしたのだが、何か手違いがあったのかケーキが届かず、思いがけず私のクリームブリュレ風がメインになってしまった。切り分けたときにつまんだ端っこが単に甘いだけの玉子焼きみたいだったから心配だったのだけれど、きちんとスプーンで食べたらちゃんとマスカルポーネの味わいがして、思ったより濃厚で、食感もプリンより固めだけどふわふわしていて、なんだか不思議なお菓子だった。とりあえずは好評だったし、写真を撮り忘れたのは失敗だったけど、まぁ、よしとしよう。


再びしばらく描いた後、夕食は、I さんも初めてだというイタリアンレストランへ。土曜の夜だというのに客席が空っぽで、ハズレか? と思ったらどうしてどうして、なかなかに美味しいお店だった。パスタは、ヤリイカと野菜のトマトソースと、くるみのペーストとほうれんそうのクリームソースの2種類。子牛のローストにポテトのミルフィーユ焼きも美味しかったぁ。オーナーがオードリーヘップバーンの大ファンだそうで、あちこちに彼女を思わせるモチーフが飾られている。写真もそのひとつ。


今日はスタートが遅かったので、帰宅したのは終電だった。明日は着物で出かける予定なんだけど、天気どうかなぁ?