まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ケーキ袋

maru992005-02-19

今日は寒かった〜。みぞれ混じりの冷たい雨。顔が痛いぐらい。

まずは近くの99円ショップに行って、キョンちゃんケーキに使う豆乳と100%りんごジュースを買う。急いで戻り、全粉粉と薄力粉とBPを混ぜ、別のボールで豆乳とジュースとはちみつとサラダ油を混ぜ、両方を併せて栗の甘露煮の刻んだのを加え、小さめの丸い紙の型2つに流してまん丸の栗を2つずつトッピング。オーブンで焼いている間に、夕べ焼いたシフォンケーキを型からはずす。同じ失敗を繰り返さないように慎重に慎重に…。大成功! 嬉しくて思わず写真を撮る。きれいな形にできたからこのままでもいいんだけど、せっかく生クリームを買ってあるから、ホイップしてデコレーションすることにした。その途中でオーブンがチ〜ン。ううう。手が離せない。ちょっと待ってて〜。デコレーションを終え、こっちも栗をトッピングして、あ〜らゴージャス♪ おおっと、喜んでる場合じゃない。オーブンの中のキョンちゃんケーキ! 表面はちょうどいい色なんだけど、底がちょっと焦げちゃったかも〜。

焼きたてのキョンちゃんケーキが冷めるまで待っている余裕はなく、シフォンケーキの箱とは別に、アンパンマンの袋に入れて、熱が逃げるように口を開けたままにして、慌しく身支度をして出発。駅のホームで袋の口を閉じる。ドタバタもいいところだな。

自習日で描き続けてきた左團次さんの絵は I さんが車で運んで来てくれることになっていて、今日、教室で続きを描いたらそのまま教室に置かせてもらい、代わりに自習日には小さなキャンバスでコーギーのナオちゃんを描くつもりで、ケータイで撮ったナオちゃんの写真のプリント版とキャンバスも持参してるから大荷物。大手町を過ぎたあたりでようやく電車が空いて、3人がけの座席に私ひとりだったので、ノート大ぐらいのキャンバスを取り出してナオちゃんのデッサンをする。そんなことしてるとあっという間に代々木上原

すぐに来るはずの小田急線が来ない。なんでも線路に人が立ち入ったために安全確認をしているとかで運転見合わせ。確かついこの間も別の線で同じ理由の遅延があった。どうして線路に立ち入る人がそんなにいるわけ? 代々木上原のホームは吹きっさらしだからめっちゃ寒かった。

大荷物に傘を差して必死の思いで到着すると、すでに I さんがいらしていた。いつもは私の方が30分以上早いから、それで左團次さんのキャンバスが届くまでナオちゃんを描くつもりだったのに。ふと見ると I さんの絵の道具はない。私のキャンバスを運んでくれたせい? と心配になったけどそんなはずはなく、今日は芝居の予定とぶつかってしまい、絵は描かずに1時間ほどで劇場に向かうという。お茶の時間まで待てない I さんに、先にシフォンケーキを試食してもらった。この間よりさらにいい出来、とおほめの言葉を頂く。へへっ。

左團次さんを描いているのに富十郎に似てしまったのは目に丸みがついてしまったからだった。先生に様々なアドバイスを頂き、今日は2時間以上の間ずっと目を直す作業に没頭。だいぶ左團次さんらしくなったけど、なにかがわずかにちょっと違うんだよなぁ。さんざん悪戦苦闘したものの、イマイチ納得できる仕上がりにならない。見かねて先生がちょこちょこっと筆を足してくれた途端、みるみるうちに生きた眼になる。すごいなぁ。魔法みたい。

ティータイムはシフォンケーキが大好評で、次回もぜひまた別のシフォンケーキをとリクエストされてしまった。「毎日でも食べたい」 なんて言われると舞い上がっちゃう。キョンちゃんケーキは案の定、底がちょっとこげていたけど、キョンちゃんはみんなのシフォンケーキと同じに栗がのってるのをすっごく喜んで、「おいしい!」 を連発してくれた。次回は焦がさないように気をつけるからね〜。そしてビックリのケーキ袋。いつもケーキを運ぶのに苦労している私のために、とメンバーのひとりが手作りしてくれたもの。私が好きそうな柄をと和風の生地を選んでくれて、底は20数センチ四方の真四角で、底板を取り外すこともできるようになっていて、シンプルな箱型としても、縫い付けてある紐を結んで巾着型としても使えるようになってる。すご〜い! ミシンでとっても丁寧に仕上げてくれてあって、売り物としても十分に通用する本格的なもの。うれしいなぁ。ますます頑張ってケーキ焼かなきゃ!

さ〜て、明日は張り切って仕事するぞっ!