まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

こんなん焼けました〜

maru992006-09-16

またまた6時すぎに寝て9時すぎ起床。のどがヘン。薄い膜みたいのでふさがれているような違和感。ひょっとして、風邪を引きそうになってる? 年に何度もないカクランのきざし? そんな厄介なモノを寄せ付けてる場合じゃないので、早いうちにクスリを飲んでおこう。


さてさて、まずはオーブンを予熱して、夕べ冷蔵庫で休ませておいた生地を天板に … あれ、6つ全部は並ばない? 紙型で試した時にはピッタリだったんだけどな。中味が入ったらちょっと足りなくなっちゃった。無理をせず2回に分けて焼く。表面に卵を塗って、スパチュラで模様を描き終わるころにちょうど予熱完了。「美味しく焼けますように!」 と念じてオーブンに入れる。このお祈りが意外に効くような気がするのよね。


30分の焼き時間の間に、キョンちゃん用のゼリーを作る。熱湯とまぜればできちゃうお手軽寒天ゼリーのオレンジ味でゼリー液を作っておいて、シロップ漬けのフルーツをきざみ、思いつきで小さなマシュマロも入れちゃうことにした。フルーツの上にアツアツのゼリー液を注ぐと味が変わっちゃいそうなので、まずはゼリー液を冷ましておく。チ〜ン! とオーブンが鳴る。どれどれ。おおっ! と嬉しくなっちゃうようないい色! 模様はイマイチくっきり出なかったけど、う〜ん、まるで売ってるケーキみたい、と思わず自画自賛して、2回めの3つも同様にオーブンへ。その間にゼリーの続き、と思ったら、ありゃ! すでに固まり始めてる! いや〜ん。温め直すことも考えたけど、カッチリしたゼリーよりフルフルにしたいから、やや固まり始めたゼリーを泡立て器でグルグルまぜてスクランブルエッグみたいな状態にして、すでにカップに取り分けておいたフルーツの上から入れて、全体をかき混ぜてみると、マシュマロが浮いてフルーツは沈んじゃうかと心配していたのに両方きちんとおさまっている。ゼリーが固まり始めたのがケガの功名だったみたい。


2回めのケーキも焼き終わり、6つのお土産ケーキとゼリーが完成! う〜ん、満足。とリビングのテーブルに並べた完成品を眺めていると、お腹がグ〜。あ、そういえば朝から何も食べてなかった。それどころじゃなかったんだもん。


手早く腹ごしらえを済ませて、ケーキを冷ましている間に仕事をする。添付書類だけ残っていた和文英訳がひととおり最後まで終わる頃にはもうそろそろ出かける時間。でき上がった書類を印刷している間にケーキのラッピング。まだちょっとあったかいなぁ。たくさん焼くこと自体は難しいことでもなんでもないんだけど、それをどう運ぶかが問題なのよね。平たいケーキでも直接重ねるのには抵抗があるし…。幸い空き箱の在庫のひとつに3つがピッタリ収まった。深さのある箱なので、フタの方にケーキを並べ、5cm幅に切った段ボールを折りたたみ、ケーキより高さのある三角を3つ作って3つのケーキのすき間にセットし、箱の中身の方を重ねて残りの3つを置く。よしよし。箱が入る大きな袋はないなぁ。… こういう時こそ風呂敷の出番。スッキリきれいに包めて準備完了!


経堂までの車内では書評の本を読む。さすがにちょっと眠い。でも読み始めたら頭がハッキリしてきた。このところ絵の教室のお休みが相次いだので、経堂の街を歩くのは久しぶり。諸般の事情でこちらの教室はひとまず無期限でお休みすることになってしまい、今日は最後の食事会。7時に予約してある店に直行してもよかったんだけど、毎回通わせて頂いた先生のお母様のお宅に早めにお邪魔して、キョンちゃんと遊びながらしばしオシャベリ。お母様は今月81歳になられたとはとても見えないぐらいに若々しくいらして、4月には水泳のマスターズで記録を樹立したほどなのだけれど、6月に軽い脳梗塞の発作を起こして入院され、今も左半身にシビレが残っているという。発作が起きた時にはバイクに乗っている最中で、そのまま自分ひとりでバイクで病院に行ったら、すぐに入院するように言われ、でも家の中がしっちゃかめっちゃかだから入院はイヤだと断ったそうな。病院から連絡を受けたご長男がかけつけ、厳命されてしぶしぶ入院することになったものの、ご長男はお母様が逃げ出すんじゃないかと心配してバイクを持ち帰ったという…。大変な病気の話を伺いながらこんなに笑っていいのかというぐらい、みんなでついつい笑ってしまった。発作が軽く済んだのも日頃鍛えていらっしゃるからなんだろうなぁ。本当に素敵な81歳。目標にしたいっ!


ケーキを包んでいった風呂敷をキョンちゃんがマントにして走り回る。かわいいんだ、これが。キョンちゃんのママは前日、背中の筋を傷めてしまい、残念ながら欠席。ギックリ腰のように動けなくなり救急車を呼んで大変だったそうで、そのときの様子を 「消防のオジサンが来て…」 とキョンちゃんが一生懸命説明してくれる。キョンちゃんにもしばらく会えなくなっちゃうなぁ。最後にはぐっすり寝込んでしまい、そのかわいらしい寝顔をすかさず撮影。


食事会は駅の近くの中華屋さんで、7人+キョンちゃん。そのうち1人は臨月で、来月早々ママになる。安くて美味しい中華料理に舌を打ちながら、せっかく楽しいオシャベリの花が咲き乱れているところへ、途中から来た後ろのテーブルがとんでもなくうるさくて、話の声がきこえないぐらい。それだけがとても残念だった。


お母様のお宅にずっと置かせて頂いていた絵の道具を一式全部かかえて帰る覚悟でいたのに、I さんが車に積んで大泉の方に運んで下さることになり、お言葉に甘えてしまうことにした。身軽になっての帰り道、書評の本を開いていたのに爆睡。ハタと目が覚めたらもう亀有に着いてドアが開くところ。間一髪で間に合った。


すでに日付が変わろうとしているので、今日はもうお風呂に入って寝ちゃおう。とっても楽しい1日だったけど、もう絵の教室の皆さんにしばらく会えないと思うととても寂しい。1人1人にお渡ししたケーキも、6つしか焼けなかったから自分の分がなくて、果たして味はどうなのか、不安〜。