いくら久々に予定のない休日だからって…。リビングの電話が鳴って、一度起きた。「起こしちゃった？」 いえいえ。「寝起きの声してるわよ」 そ、そんなことないですよ〜。といわざるを得なかったのは、すでに１１時を過ぎていたから。にもかかわらず、何の気なしにベッドに戻ったらまた寝てしまった。再び目が覚めたのは、なんと３時過ぎ！ 夕べはこのところおさまっていた不眠症が突発して５時近くまで寝付けなかったんだけど、それにしたって１０時間近く寝てしまったことになる。まぁ、たまにはいいか〜。
今日は泳ぎに行こうと決めていた。２月半ばに風邪を引き始めていたらしいのに気づかず泳いで高熱出して以来、一度もスポーツクラブに行っていなかった。水着の感覚がとっても新鮮。幸い１５ｍプールが空いてて気持ちよく泳いでいたのに、２０分ぐらい経ったところでダイビングのレッスンに使うからと追い出されてしまった。仕方なく２５ｍプールに移ったら混んでるし、男の人が多くてみんなクロールでバシバシ泳いでるから、マイペースでのんびり泳ぎたい私にはどうにもこうにも…。それでもせっかく来たのだからと負けずにクロールで７〜８往復したら、もうすっかりイヤになっちゃった。無理して泳ぐことないや、とさっさと上がってジャグジーでマッサージ。気持ちいい〜。ところがそのあとのサウナが最悪だった。いっつもうるさいオバサンばっかり何人も集まっちゃって、全員が他の人に負けじとばかりに大きな声でしゃべりまくるから、せまいサウナ室の中でワンワン反響しちゃって耳をふさぐぐらいじゃ防ぎきれない。「うるさ〜い！ 静かにしろ〜っ！」 って叫んだら気持ちいいだろうなぁ…、と悶々とする。な〜んかストレス度が高まっちゃって、逆効果だったわ〜。
夜までテレビもパソコンのオフのままだったから、九州の地震を知らずにいた。福岡市内でも被害があったとニュースできいて、驚いて福岡の友人にメールをする。幸いすぐに返信があり、被害がなかったことが確認できた。まるで体験地震車の中にいるみたいにすごく揺れたそうだ。日本中どこでも同じ規模の地震がいつ起きてもおかしくない、と専門家が警告していた。とりあえず当面の飲み水と避難グッズは用意してあるけど、万が一このマンションが倒壊したら、と考えると、そこで思考が停止してしまう。家具が倒れないように、とか屋内の対策はできても、倒壊に対しては何もできないもんねぇ…。祈るしかない。
サリン事件から１０年。あの日の朝、私は例によって寝坊をして、乗るべきはずの地下鉄にタッチの差で乗り遅れ、１本次のに乗らざるを得なかった。もし間に合っていたら、確実に被害にあっていたのだ。サリンが撒かれた車両のドアのすぐ近くというのが私の定位置だったのだから…。いまだに苦しんでいる被害者がたくさんいる現実が報道されていてもなお、あの教団が存続しているのみならず、グルと称された犯罪者に対する帰依を強めているらしいという理解しがたい現状。病んでいる。そう思う反面、彼らには他に行くべき場所がないのかもしれないとも思う。自分で自分を支えられない者たち。
ニュースを見ながら、編み物三昧♪
