まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

いよいよ病院へ

昨日はなんとか仕事ができる状態だったのに、今朝9時すぎにまた37度5分。なかなか下がらないなぁ。ゾワゾワ感もそのままなので、訳し終わった書類を印刷し、ベッドに持ち込んで見直しをして、修正を終えて送信。その後、ひたすら寝ることにした。

眠りが浅いのか何度も途中で目が覚める。ようやく熟睡できたと思ったら、起きたら今まで以上に顔が熱く身体が寒い。図ると39度2分。ひょえ〜っ。これはもうパブロンゴールド飲んで寝ていてもダメだと思い、近くの救急病院に電話する。ところが声が出ないものだから、用件を伝えるのに四苦八苦。コンタクトレンズを入れて初めて5時半を過ぎていることを確認。とにかくあったかい格好をして出かける。こんなときでも眉だけは描くというのはもう性(サガ)みたいなもんだな。

何を隠そう、休診日に救急で病院に行くのは初めてなので、えらく緊張する。8分ぐらいシャッターが下りた受付の向こうには会計の女性職員が3人いるのだけれど、応対するのは警備員らしいオジサン。ベテランの看護婦さんがオジサンにあれこれ指示をしている。いかにも慣れてなさそうなオジサンはほとんどパニック状態。看護婦さんに案内された場所で待つ。「まずは体温を測ってください」 と体温計を渡され、こういう状況で測ると低かったりするんだよなぁ、と思ったら案の定38度5分だった。「あぁ、今は下がってますね」 と言われてちょっとクヤシイ。その後20分近く待たされようやく診察室へ。先生の質問に答え、喉をちょっと見ただけで、診察は終了。咳止め、解熱剤、感染治療薬、消炎剤の4種類の処方箋が出て、会計の前で待つように言われる。

どうやら会計の女性職員は帳簿と現金が合わずに残されているらしく、その照合をするのがオジサンの役目らしい。ところが救急で訪れる患者の応対もオジサンがするので、どちらも進まないわけだ。女性職員たちは患者の応対をしない。そういうのって変じゃないか? 彼女たちがオジサンの仕事を手助けしてあげれば自分たちも早く帰れるはずなのに。座っているのもつらくなって隣の椅子も使って横になる。「あら、まだ待ってるの?」 とさっきの看護婦さん。まだ呼ばれないんです〜。看護婦さんがオジサンに私のことを告げると、オジサンは 「あぁ、そうでした」 と慌ててカルテを取り出す。ところが、ようやくオジサンが私の処理を始めたところへ新たな救急患者が来てしまい、また後回しにされてしまった。完全にオジサンのキャパシティを超えている。待つこと30数分でようやく呼ばれ、預かり金5千円と言われた。会計をしめた後なので後日に清算するのだろう。だが財布の中身なんて確認しないで出てきたものだから2千円しかない。オジサンは 「こういう場合はどうしたら…」 と女性職員に尋ね、5千円を2千円と書き直す。おそらくまだこの仕事について間もないのだろう。女性職員のぶっきらぼうな答え方に憤りすら感じる。処方箋を手に薬局に回る。ここがまた寒いんだ。すぐ後ろに外への扉があるから、出入りがあるたびに風が入ってくる。待つこと10数分。病院というところは、その時点で処理すべき患者が1人しかいなくても、こんなに時間がかかるのねぇ。

家に帰るまでのほんの数分がとにかく寒かったので、まずはお湯を沸かしてレモン湯で身体を温め、空っぽのおなかにヨーグルトを入れてから薬を飲み、寝る。ひたすら寝る。明日は熱が下がっていることを祈って…。