朝食とはいい難い遅い食事を終えて、一息ついたところへ電話が鳴る。仕事の依頼。いつもこういうタイミングで来てくれるといいんだけどねぇ。早速作業を始めたものの、最近訳した書類の修正なのだが、英文の修正がマークアップされていないので、修正箇所を確認するだけの作業に1時間以上もかかってしまった。マークアップの作業自体は決して嫌いじゃないし、その分のお金も頂いているわけだからありがたいぐらいなんだけど、修正原稿を作る際に変更履歴を残してくれさえすれば不要な作業。私が作成する修正版にも変更履歴はいらないと指示されている。そのつど全文レビューするのも大変だと思うけどなぁ。
修正した訳文を送り終えたのは7時半過ぎ。コートをクリーニングに出すつもりでいたんだけど、もう閉店しちゃっただろうなぁ。「1日1回外出しよう運動」 も今日はお休み。
夕べ買ってきた布でバッグの内袋を作り、その幅に合わせて毛糸で外袋を作る。私のバッグはついつい重くなるから、毛糸だけだと編み目が伸びちゃう。発想はよかったんだけど、幅をそろえるのがなかなか難しいなぁ。いちばん最初の鎖編みの編み目で合わせると、何段か編み進むうちに足りなくなっちゃう。1目増やしても、まだ足りない。もう1目。もう1目? 大きすぎかなぁ。試行錯誤の末にようやく幅が決まって、指編みにもだいぶ慣れてスムーズ、スムーズ。と思ったらベースになるグリーンの毛糸がなくなっちゃった。が〜ん。1玉じゃ足りないかぁ。まだその辺の勘所がつかめていない。
「行列のできる法律相談所」 に続いて島田紳助復帰の 「キスいや」 を見る。こっちはまるでずっと出ていたみたいにアッサリしていた。「行列の〜」 は復帰そのものをネタにして盛り上がっていたのと対照的。ツッコミキャラだから急におとなしくなるわけにもいかず、従来どおりにやっているけど、本人、内心はキツイだろうなぁ。でもなんやかやいってもやっぱり面白い。彼を訴えてる女性は意地でも引かないつもりらしいけど、事件の真相がどうなのかはともかくとして、彼女は被害者であるにもかかわらず、彼女の周囲からも彼女を擁護する声はなく、世間の同情すら集めていない現状からすると、やはり彼女自身になんらかの問題があるんじゃないかと思ってしまう。この辺で引いた方が利口なんじゃないかなぁ。
「キスいや」 のあとは 「スーパーテレビ」。松嶋屋三代がそろった千之助初舞台までのドキュメント。あの子はいいキャラしてるなぁ。あまり得意そうではないビデオで孫の姿を録画しながら目を細める 「オーパ」 こと仁左衛門のメロメロぶり。印象的だったのは孝太郎夫人の博子さん。何年か前の仁左衛門襲名時には歌舞伎座ロビーの隅っこから動くこともできずにこわばった笑顔でいたのに、余裕すら感じられる華やかな笑顔で軽やかに動き回っていらした。孝太郎がひとめぼれしただけあって、キレイな人だし。愛之助が 「愛ニイニ」 と呼ばれているのもほほえましかったな。千秋楽の舞台を無事に勤め終えた息子を思わず女形の化粧のままで抱きしめた孝太郎。父親としての気苦労はいかばかりだったか。初日直前の顔見世の場面で、ほんのちょこっとだけど左團次さんも映っていたわ〜。
最後になってしまったけれど、阪神淡路大震災から10年。せめて、心から合掌…。
写真がないので古いストックから。9月の写真です〜。