まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-09-30

あぁ、9月が行ってしまふ … と感傷にひたっている場合じゃない。今日はメッチャ忙しいんである。台風の影響で午前中は雨だという天気予報を見事に裏切ったピーカン! でも気温も上がって、今日はたくさん歩かなくちゃいけないのに、暑そうだなぁ。

8時台の電車で伯母の地元に向かう。パウンドケーキ型6つ分のモラセス・マーブルケーキがずっしりと重い。

まずは駅からタクシーでデイケアセンターへ。明るくてとっても気持ちのよい施設だった。広々とした浴場。ここでお風呂に入れてもらうのを楽しみにしていたっけ。お世話になった方々への挨拶を済ませ、この辺りは駅前でしかタクシーが拾えないので電話で呼ぶ。台風一過の空がきれい。帰りは迎車料金が上乗せされて、往復で約5千円也。

民生委員さんご指定の11時にギリギリセーフ。ご住職の車をウチの駐車場に停めたのだから、清め料がほしいと請求された。3千円。さらに告別式の日にご主人が受付を手伝ったと仰るので、それは組長が依頼したものではないから支払うべきではないと言われた、とやんわりお断りすると、1月に伯母が入院した際、ご主人も付き添って半日つぶしたと仰る。自分は民生委員でボランティアだけど、主人はそうじゃないから、と。別に私が頼んだわけじゃ … と思いつつ、8ヶ月前のことまで遡って仰るなら、と5千円をプラス。天ぷらうどんの出前を取ってくれたので、その代金を払うと言ったら、さすがにそれは受け取らなかった。

伯母の家財道具については、専門の業者に頼んで一括処分するつもりでいたのだが、近くの施設やバザー用に出すべきだと民生委員さんが主張するので、私が必要な書類等はすでに引き上げたから、預けてある鍵を使っていつでも何でも持っていって下さい、と一任する。ちょっとやそっと干したぐらいじゃカビ臭さが取れそうにない布団や、十数年前、ひょっとしたらもっと前から溜め込んでいる粗品の山なんか、誰もいらないと思うんだけどなぁ。

そのあと組長さん宅に寄ると、近くのおばあちゃんから、伯母の家に遊びに行くたびに押入れの中から瀬戸物の枕を出してゴロリと横になるのが常だったので、その枕がほしいという申し出があったそうな。私の分かる場所にある物だったので組長さんに託し、他にもほしい物があったら、民生委員さんに鍵を預けてあるのでご随意に、と言付ける。伯母には申し訳ないけど、あの家に私がほしい物は何もないので…。

1時過ぎてしまった。急げ急げ。市役所まで歩いて約20分。陽射しが強くて、帽子をかぶってこなかったことを激しく後悔。

まずは市民課で葬祭費7万円を頂き、次に介護高齢者福祉課で介護保険証と医療保険証を返還。国民年金の手続について問い合わせると、熊谷市社会保険センターに行く必要があると言われ、ボーゼン。そんなところまでとても行っていられない。親族のことなどあれこれきかれ、最終的には特例として死亡届と除斥謄本を市役所に提出するだけでカンベンしてもらえることになった。よかったぁ。除斥謄本は銀行の手続にも必要なので、市民課に戻って5通ゲット。1通750円もかかるのねぇ。それぞれの手続ごとに書類が必要で、面倒くさいことこの上なかったけど、ともあれ、これでよしよし、と帰りかけ、しばらく歩いたところでハタと気がついた。除斥謄本を年金の係に提出するんだった。あせあせ。早く気付いてよかった〜。

市役所でたっぷり1時間かかってしまい、ひとつめの銀行に急ぐ。担当者が他の用事で忙しく、しばらく待たされている間に、うっかり居眠りしそうになってしまった。あぶないあぶない。ようやく担当者が現れ、公証役場で確認済みの事項をほじくり返すように細かいところまで質問されて、ちょっとうんざり。「銀行がどこまで確認義務を尽くしたかが問題になったときのために」 と言われてもねぇ。公証役場の確認を信じた、で済む話だと思うけど。逆らっても仕方ないので問われるままに答え、ようやく名義書換の手続を終えたときには3時を回っていた。ふぅ。

もうひとつの銀行は窓口が5時まで開いてるりそななので助かった。伯母の病院にも来てくれた渉外スタッフにご挨拶。こちらの手続は、余計な説明も要求されず気持ちよくスムーズに進行したのだけれど、一度では終わらず、本部の確認が済んだ後にもう一度行かなければならない。でもまぁ、まだ行く用事はあるだろうから。急がないし。

次は病院。まずは精算。財布の中身がちょっと足りなくて、市役所でもらった葬祭料から拝借。ナースステーションに向かうと、伯母がお世話になったメンバーがたくさんいる日でよかった。最後のケーキをお渡ししつつ、お礼と告別式のご報告。伯母と長いこと同室だったおばあちゃんも挨拶して、リハビリ室をのぞくと、担当の先生が施術中だったのでお辞儀だけして帰ろうとしたら、施術を中断して追ってきてくれた。きちんとご挨拶ができてよかった。

もうここに来るのも最後だなぁ…。感謝を込めて建物に一礼。

これで今日の用事は終了〜。よく歩いたぁ。足は痛いし喉はカラカラ。気の利いた喫茶店やスタバ/プロント/ドトールの類は一切ないところなので、仕方なくマクドナルドへ。5時になろうとしているところ。同級生との約束は7時なので、1時間ほど時間をつぶす。本を広げても睡魔に負けそうになる。疲れた〜。

同級生のお店に着くと、「あれ? 今日だっけ?」 と思わぬ返事が返ってきた。おいおい。呼び出しの電話をかけてきた♂2人の姿もない。酔っ払いと約束なんてするもんじゃないなぁ。「すぐに呼ぶから」 と電話を入れると、本当にすぐに来るからすごい。2人とも、私に電話をしてきたことすら覚えていなかった。「みんなを集めとく」 って言ってたのに、失礼しちゃうったら。でもお詫びにと2人のおごりでチューハイ3杯と、餅明太チーズもんじゃとお好み焼きでおなかいっぱい。彼らはこりもせず次の約束をとりつけようとする。シラフの時に連絡してこないと絶対約束しな〜い!

終電よりだいぶ早い電車で帰宅。足が痛〜い。