59年目の終戦記念日のこの日、朝から久々の雨が降り、気温がいきなり下がる。作務衣日和。
桃井かおりのひとり芝居を観に原宿クエストへ。いわばイッセー尾形とのふたり芝居の前哨戦。自由自在にあらゆるシチュエーションであらゆるキャラクターを演じて見せるイッセーさんとは一線を画して、桃井さんは、2人のジャズマンを従えて、ステージ上の 「歌い手」 にしぼって、6通りの 「女」 を描き出す。6人は6人ともどこか壊れていて、その壊れ方が妖しく、魅惑的で、ときに切ない。イッセーさんの舞台になくて桃井さんにあるもの、それは、圧倒的なまでの 「美」。ひとつひとつのさりげないポーズがすべて絵になるすごさ。ジャズシンガーとしての桃井さんがまたすばらしく、マジにライブをやってほしいと思うほどだった。イッセーさんと同じように、桃井さんも舞台の片隅で着替えをする。華奢なんだよねぇ。イッセーさんはミネラルウォーターをその都度コップに移して飲むのに、桃井さんはペットボトルでラッパ飲み。それがまた似合うんだ。いやぁ、桃井さん、すごいっす。ふたり芝居が楽しみだ〜。
夜の舞台ならその前に病院に行けたんだけど、3時開演だったので病院はおあずけ。伯母の50年来の友人から電話があって、バスは平気だけどタクシーは苦手で酔ってしまうという。私と逆。ゆっくり歩けば大丈夫だから電車で行きたいと仰るので、彼女の都合に合わせて、20日の金曜日に赤羽駅まで迎えに行くことにする。久喜駅での乗換えが心配だけど、エレベータあったかな。事前にいろいろ調べておかないと。
アルパの新たなレッスン曲に挑戦。指使いが難しいけど、楽しい曲だなぁ。「ビーノ・ブランコ(白ワイン)」 という曲で、最後の方に極端なぐらいゆっくりになる部分で、ワインで酔っ払った様子を表し、もとのテンポに戻って軽やかに終わる。大好きな曲になりそう。マジで今から弾きこんで来年の発表会の曲にしたい!
9時頃から仕事をする。別の裁判書類。裁判関係は特殊な用語が多くて、必ずしも暗記しているわけじゃないから、あれこれ調べながらの翻訳で勉強になる。
愛ちゃんの卓球を見た。まだ15歳なのに初めてのオリンピックで落ち着いて自分のプレーを展開する愛ちゃん。この年で、たかが数十人を相手の内輪の発表会を4回もやってまだオタオタしている私。う〜む。