まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

陰性でした

もう熱は下がったし他になんの症状もないのに、感染の可能性がゼロだとは言えないから外出するわけにもいかず、検査キットの到着待ちという状況。いっそ感染したらおでこに赤いマークが浮かび上がるみたいな分かりやすいシステムだったらよかったのに … なんて変な考えが浮かんじゃう。

もうベッドからは出たものの、なんかこう、風邪だと思うものの言い切れるわけではないので不安が拭えず、落ち着かなくて、手織やニャンドゥティを進める気にもなれず、たまっている録画を消化するぐらい。

検査キットの宅配、来ないなぁ、と思っているうちに夜になってしまい、ひょっとして? と1階に降りてみたら、宅配ボックスに入っていた。インターフォン、一度も鳴らなかったのに。在宅かどうか確認もせずに入れて帰っちゃたのかしらん。たまーにあるのよねぇ。ずっと待ってたのにー。

パッケージを開けてみる。細くて軸が長い綿棒のようなもの(滅菌スワブスワブってなんだ? と思って調べてみたら、まさに「綿棒」のことだった。滅菌綿棒でいいじゃんねぇ)を鼻の穴に差し込んでグリグリと回転させて粘膜表皮を採取せよと。えええ。痛そう~! とビビってすぐには勇気が出ない。

もうすっかり元気なんだから、いっそ検査しないで大丈夫だったことにしちゃう? と自分の中に悪い囁きをする奴が現れる。でも発熱したのは事実なんだから、やっぱり検査しないわけにいかないでしょ、と別の奴が正論をぶつけてくる。しばしのせめぎ合い。でもねぇ、明日は酵素風呂の後に健診という予定があって、まさか検査をばっくれて何もなかったかのように行くわけには…。と正論の勝ち。

勇気を出してグリグリしてみた。ん? それほど痛くはない。でも気持ち悪い、というかこそばゆい。しまいにはクシャミが出て涙目になりつつ、採取完了。その綿棒を液体が入っている容器に挿し込み、粘液を絞り出すように指で押しながら綿棒を抜き、キャップを閉める。プレートのような「テストデバイス」の「検体滴下穴」に、キャップの先端の穴から3滴たらしたら、あとは判定結果待ち。

徐々に液体が広がってきて、じわじわと最初のメモリを超え、次のメモリに到達。説明書によると、最初のメモリは「テストライン」、2つ目のメモリは「コントロールライン」で、2つ目のほうだけに赤い線が浮かび上がれば陰性で、両方に赤い線が出たら陽性。コントロールラインに赤い線が出た。すでに通り過ぎているテストラインにこのあと線が出る可能性があるの? 判定時間の15分が過ぎた時点で線は1本だけ。30分後も同じ状態だったので、陰性確定! ブラボー!

検査結果を医療機関等に提示できるようスマートフォン等で撮影しておくように、との指示に従う。やれやれ、これで無罪放免。そう頻繁に風邪を引くたちじゃないんだけど、最近の気温の乱高下を考えると、いつまた熱が出ないとも限らないから、予備の検査キットを用意しておくべきなのかしらねぇ。しばらく前にamazonで買っておこうとしたことがあるんだけど、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からなくてやめちゃったのよね。今回で検査の概要が分かったから、選びやすいかも。やれやれ。いつまでこんな状況が続くのかしらん。ため息が出ちゃう。