まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

感謝の日

誕生日当日。またひとつ歳を重ねてしまった。耳鳴りだの股関節痛だの、身体的には年齢を実感せざるを得ない一方、気持ちのほうは置いてきぼりで、違和感ばかりが広がっていく。抗っているわけじゃないんだけど、30代半ばでフリーランスになって以降、生活パターンにまったく変化がないせいか、追いついていない感じ。

いつもより早起きをして、8時すぎにヨガスタジオへ。9時からの「月と陰のヨガ」。ここしばらく、シンギングボウルやガンクドラムを使うクラスやタイ式ヨガのクラスなど、通常とは異なるプログラムばかりに参加している。

ヨガスタジオのスタッフは、以前はメンバーを名字で呼んでいたのに、最近になって下の名前で呼ぶようになり、小さい頃から下の名前で呼ばれたことがほとんどない私はムズムズして居心地が悪い。だからやめて、と言ったりはしないけども。

帰宅後ひと息ついてから、コメダ珈琲へ。図書館で借りた「マザー・マーダー」が5話からなる連作集で、各話に共通する要素があるので、まず1話から4話までの登場人物等をメモ書きでまとめながらおさらいし、そのあとに最後の5話を読む。1話から4話までもそれぞれに独立した短編としての完成度が高いのに、その共通する要素こそが全体の大筋で、思わず息を呑むエンディング。ダヴィンチがプラチナ本として推していたのが納得できる。

和室の押入れには、来客用の寝具等が詰め込んであって、遠い昔には同級生や元同僚が泊まりにきたときに使ったりもしたんだけど、もうそんなこともないだろうから処分しようと思いながら、つい先延ばしにしているうちに「開かずの間」のようになってしまい、見て見ぬふりをしていた。うちの区では布団は粗大ゴミとして出すことになっていて、申し込んだ収集日に雨が降る可能性もあるからビニール等で包まないといけないと思うと憂鬱で、と夕べ I さんに話したら、「市販の布団袋にビニールのもあるんじゃない?」と。たしかに! どうして思いつかないかなぁ。というわけで、ダイソーに寄り、2種類の布団袋を試しに1枚ずつ買ってみた。

帰り道でお花の写真を何枚か。

ありがたいことに、何人かが誕生日のお祝いメッセージを届けてくれて、夜には古巣のオフィスの元同僚と LINE でやり取りするうち、話が急展開して7月初めに会うことになった。約2年半ぶり。楽しみ ♬

せっかく誕生日なんだから、自分でも小さなスイーツとか、それらしいことすれば良かったなぁ、と思ったのはお風呂の中で、もう遅いって。歳を1つ重ねたこと自体がどうこうでなく、この歳まで健康でいることに感謝する日、かな。