朝イチで酵素風呂。いつもは金曜日なんだけど、明日の金曜日は4月歌舞伎座の優先予約日と重なるので前倒し。
だいぶ春めいてきたせいか内腿の冷えもそれほどではなく、発汗良好。前回キャンドゥで買ったガラスの爪やすりが使い勝手が良いので2本買い足し、帰宅。
ひと息ついてからサイゼリヤへ。メニューが改定になり、フレンチトーストが追加され、サラダとフレンチトーストの組み合わせがオススメされていたのだけれど、もうひとつのオススメのマルゲリータピザにガーデンサラダの野菜をトッピングするほうを選んでみた。これはいい!
食後には、まずダヴィンチにざっと目を通し、そのあと「百鬼夜行抄」7巻。その間に別腹の余裕ができればデザート代わりにフレンチトーストを、なんて考えていたけれど、そんな余裕はまったくなかったので、フレンチトーストはまた今度。
買い物を済ませて帰宅し、「相棒」シーズン15 スペシャルの再放送。リアルタイムでも見たはずなのに、ほとんど記憶に残っていなくて新鮮だった。
そのあと、ずいぶん前にWOWOWで録画しておいた舞台「カリギュラ」。タイトルロールを演じる菅田将暉の狂気に目を奪われる。やっぱりこの人、天才なんだなぁ。生の舞台ならではの爆発的なパワー。1回の舞台でどれだけ消耗するのか、心配になるような全身全霊の演技。テレビの彼もすごいけど、まったくの別次元。凄絶。
さらにそのあと、いつもは見ない「ぐるナイ」。映画「ウェディング・ハイ」の宣伝で中村倫也くんが篠原涼子と一緒にゲスト出演していたものだから。「カリギュラ」の終盤と時間がかぶったので録画しておいて、別コーナーは飛ばして「ゴチになります」の部分だけ。
同じく録画で「科捜研の女」を見た後、これもずいぶん前に録画してあった「すばらしき世界」を観る。施設で育ち、人生の大半を刑務所で過ごした実在の男性がモデルで、原作の小説では仮名にしていたところ、もし身寄りの人がいるなら会ってみたい、と西川美和監督があえて本名を使ったという。社会復帰に挫折しかけた主人公が身を寄せようとした昔の兄貴分も「反社」への逆風にさらされている。反社だけでなく障害者に対しても冷たい社会。いろいろ考えさせられる。役所広司さんが演じる主人公は、普段は温厚に見えるのに、ふとしたことでキレてしまう。その温厚な笑顔と、キレたときの別人のような表情。ルポライター役の仲野太賀くんはこの作品でも「泣きの演技」が秀逸。主人公を追い返す姐御のキムラ緑子さんも、主人公の就職を祝ってアカペラで歌う保護司の妻、梶芽衣子さんも良かったなぁ。W座での放送だったので、終わりに小山薫堂さんと信濃八太郎さんのアフタートークがあり、東京タワーが印象的な夜の空撮シーンの中に自分の事務所が映っているのを見つけて嬉しかった、と薫堂さん。あんな遠景の中からよく見つけたなぁ。
見ながら整経の続き。やり直した筬通しを終え、織り始めてみた。緯糸も経糸と同じ本数で変化させていくことで、徐々にグラデーションが現れてくる。イメージよりもだいぶ大きなブロックになってしまったけれど、この織り方、面白い!
お風呂のテレビを付けたら、震災ドラマ「星影のワルツ」が再放送されていた。明日であの日から11年。今夜も震度1と小さいながら地震があった。もう二度とあのような悲劇が繰り返されることがありませんように…。