まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-09-25

25、と日記の日付を入力するたび「給料日」という言葉が頭をよぎる。給料日と縁がなくなってからもう十年以上経つのに、おかしな習性 … とこうして書いてみて、独立してからまだ十年余りなのねぇ、と意外に思う自分がいる。感覚的にはもうその倍ぐらい経っているような気がして。

今日は幸い予定がなく、仕事もはけているので、手織に専念しようと夕べのうちから決めていた。たまった録画を消化しながら、せっせと手を動かす。

最初に見たのは「事件」という2時間ドラマで、北大路欣也が弁護士を演じるシリーズ。娘を殺した犯人が少年法に守られてわずか4年で釈放され、遺族は…という胸に迫る内容。ドラマだから劇的な展開が用意されていたものの、実際に少年犯罪が凶悪化している中で、同じ思いを抱えている遺族がどれだけいることか。

14時からの3時間と、20時からの3時間はいずれも林田さんの Liberta の再放送を聴き、合間の18時から1時間は日曜日の恒例、まる子&サザエさん。23時以降はWOWOWで放送された北欧サスペンス全8話の後半4話をぶっ通し。

そのあと、志の輔らくご4本をミックスして舞台化した作品を観る。中井貴一勝村政信、You、阿南健治音尾琢真らが文字通り大汗をかきながらの熱演。終演後に中井さんと志の輔さんの対談があり、落語を聞いたことがない人がこの作品を観て、志の輔さんに「あれをどうやってひとりで語るの?」ときいてきた、というのが面白かった。本当にねぇ。

さらにそのあと、もうすっかり朝だったけど、模様の区切りがいいところまで織りたくて、ラスベガスで上演された歌舞伎の舞台「獅子王」を観る。澤瀉屋の弘太郎くんが語り部となって英語で解説をし、台詞のところどころに英語が交じる。派手な演出が満載で、言葉の壁を超えて歌舞伎の魅力を伝えるために、視覚的に分かりやすくダイナミックな演出で、という工夫が感じられる。これはあくまで歌舞伎の多面的な魅力の一面にすぎない、という大事なポイントを理解してもらえるといいんだけど。

これだけたくさん観る間にそれなりに手織は進んだものの、ゴールインには及ばなかった。あと1日か2日で終わるかなぁ。いやいや、焦りは禁物。最後までじっくり丁寧に。

頂いた葡萄のうち、今日はロザリオビアンコを。皮ごと食べてもとっても美味しい♪