ウィーン国立歌劇場のオペラを観るたび、上演日、指揮者、演出家、キャストなどの情報を手帳に記録してきた。これはMETのライブビューイングや歌舞伎、映画などでも鑑賞の都度、続けてきたことで、演劇や映画ならポスターの画像を、オペラの場合はネットに掲載される舞台の画像やスクリーンショットを貼る。今までそれで何の問題もなかったのだけれど、3月中旬以降の連日の配信で、手帳の1日ページの大半をオペラの情報が占めるようになってしまった。記入スペースを確保するために手帳の一番下が写真の定位置。その結果、手帳の下の部分だけが厚くなってきて、記入済みのページが左側に積み上がっていくので、左側のページはすでに書きにくくなっている。ううむ。まだ今年は半分以上残っているのに、どうしたものか。
対策をあれこれ考えるうち、愛用のほぼ日手帳は数年前から、1年の前半と後半に分けた分冊版が出ていることを思い出し、今月末まで今の状態のままで使い、7月以降は分冊版に移行するのはどうだろうかと。でもオペラの情報も書き留めておきたいから、ほぼ日手帳と同じサイズの方眼ノートをまるまる1冊、オペラ鑑賞ノートにして、見開きの左側に情報、右側に写真を貼るようにすれば厚みが偏る心配もない。通し番号がすでに3桁にのぼっているのに、新しいノートに転記して写真もプリントし直して貼るのは大変そうだけど、そういう作業は嫌いじゃない。
というわけで、ロフトに行ってみた。売場の手帳は1月始まりから4月始まりに切り替わっているものの、分冊版は別にあり、7月以降の後半分と方眼ノートを購入。他にもあれこれ買い物をして帰宅し、早速、転記をスタートしてみた。うん、やっぱりこういう作業、好き。
7月以降に分冊版を使い始めても、1月から6月までの内容を参照できるように、予定の記入だけでなく、それぞれの日に何をして過ごしたかを簡単に書き留めてある月間スケジュールのページをカラーコピーし、2つ折りにしてホチキスでとめ、手帳のカバーにはさめるようにしてみた。
分冊版と、オペラ鑑賞ノートになるはずの方眼ノートと、月間スケジュールのページのコピーを手帳カバーにはさんでみる。うん、いい感じ。これで7月以降は厚みを気にせず使えそう。
今日はハナミズキの絵の続きを描くつもりだったのにー。