LFJ から一夜明け、幸い大型案件の続きはまだ動きがないようなので、自宅にこもって手織りの整経作業。もう明日の火曜日が手織教室だから、ほとんどギリギリの自転車操業。
仕上がったマフラーの黄色の糸と一緒に東京アートセンターで購入した2種類の段染めの糸を縦糸に使う。中心から2本ずつ、4本ずつ、8本ずつ、16本ずつと互い違いに並べ、最後を倍数の32本にすると全体が124本となり、1cm に4本の溝がある4羽の筬だと31cm 幅。筬の幅に少し余裕があるので、最後の32本を40本に増やし、計140本で35cm幅。
一応シルクなのにざらつくような手触りだった黄色の糸とは違い、2色ともすべすべでしなやかなシルクなので、手に触れているだけで気持ちがいい。
縦糸の長さは、 やや長めに約230cm。左右に偏りが出ないように棒状の突起がついている道具(名称が分からない~)を使ってバランスよく並べ、巻き取ってから、綜絖の4つのレバーと連動させるタイアップの作業。
スムーズに作業が進み、途中から Gaora でマドリード・オープンのダブルスを観戦。なんと圭くんが怪我から復帰のデルポトロとペアを組んでダブルスに出場。対戦相手はダブルスの経験が豊富なリンドステットとフォニーニのペアで、圭くんとデルポトロはペアを組むのも初めてだし、シングルスとダブルスでは勝手も違うから、相手のほうが絶対有利なはずなのに、フルセットに持ち込み逆転勝ち! すごーい。もしこのままダブルスでも勝ち進むとシングルスとの掛け持ちで大変そうだけど、2人のダブルス、もっと観たーい。
観戦しながら試し織り。糸が細めでしなやかな分、筬でトントンするときに力を入れすぎると、必要以上に目が詰まってしまいそうなので、なるべくふんわりした風合いになるよう、ゆるめに、ゆるめにと心がけながら織り進む。段染めの効果がよく出て、ただの平織りなのに複雑な色合いになり、いい感じ♬