まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-05-18

今日中に手織を終わらせたくて、午前中から織り始め、織りながらWOWOWで録画しておいた映画を観る。まず初めは、ハリポタのダニエル・ラドクリフが詩人アレン・ギンズバーグを演じる「キル・ユア・ダーリン」。エキセントリックな彼の友人ルシアン・カーを演じるデイン・デハーンが時折りドキッとするような表情を見せる。学生時代の彼ら2人のキスシーンもあり、ハリポタで定着したイメージを払拭するためにあえて異色の役柄を選んでいるのかなぁ、と思ったりもした。

さらに「レイルウェイ 運命の旅路」を見る。第二次大戦中、日本軍の捕虜となり鉄道敷設の労働を強いられ、残忍な扱いを受けたトラウマに今も苦しむ元英国兵をコリン・ファース。当時の日本軍の通訳を務めた永瀬を真田広之。約50年の時を経て二人は再会する。日本軍の兵士たちの暴虐ぶりがこれでもかこれでもかと描かれていて、見ていて辛くなる。この映画だけを見れば、日本兵だけが残虐だったかのようだけれど、決してそうではなかったはずなのに。

2つの映画はどちらも史実に基づいていて、特に後者は、永瀬氏が2011年に亡くなるまで、元英国兵との交流が続いていたという。戦争を語り継いでいくことの大切さと難しさの両方を感じる作品。

その後も織り続け、林田さんの Salone が終わってもまだせっせと手を動かして、午前1時半すぎにようやく経糸の最後までたどり着いた。ようやく織り機からはずした織地は、両端の房を除いて115センチ余りあり、緯糸と平織りの糸の2通りで1段だから、杼を通してトントンするのが1段2回、模様1マスに16段だから32回、模様5マスで1パターンだから160回、それが9パターンで1,440回。さらに何度もほどいては織り直しをしているから、おそらくゆうに1,800回ぐらいは通してトントンしてるんじゃないかと。終わらないはずよねぇ…。

もう明日が手織教室だから、湯通しして乾かす余裕はないわー。

パターンごとに模様が違うんだけど、写真に撮るとほとんど違いが分からないのが残念 ^^;