まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-09-24

手織教室の先生が入院していらして、午後3時からの面会時間に合わせ、1時すぎの電車で南栗橋へ向かった。助手の先生と先輩と3人。東武線ではいつも動物公園で降りて同級生たちと集まっているので、その駅を通りすぎて先へ行くのは不思議な感じ。

南栗橋の駅前にはタクシー乗り場がなく、電話で呼ばないと来てくれないとのこと。でも電話したら、おそらく2分も経たないぐらい、あっという間に来たのでビックリ。

病院に着き、ナースセンターで病室を教えてもらい、入ろうとすると、通りかかった看護師さんから、寝ているかもしれないし、起きていてもあまり長い時間はダメ、と注意され、思ったより悪い状態なのでは、と不安が募った。そして、そろそろとドアを開け、カーテンの奥へと進むと、先生は寝ていらっしゃるご様子。そのお顔が、色白でいらしたのに、文字通りの土気色で、一瞬、頭が真っ白になった。これほどの状態だとは、まったく思っていなかったから。

先生はすぐに目を開いて、私たちの訪問に驚き、喜んで下さったのだけれど、その声は弱々しく途切れがちで、話をしながらでも、時々スーッと眠りに落ちてはすぐに目が覚めるようで、そんなトロトロとした状態がずっと続いているらしい。「どうしてこんなことになっちゃったのかしらねぇ」と仰っていたのが切なかった。本当に、どうしてこんなことに。

手がパンパンにむくんでいて、ずっと点滴したままなのも相当しんどいらしい。食事も流動食が精一杯だそうで、きけばきくほど胸が痛む。それでも「早く元気になってみんなに会いたい」と言って下さった。その言葉が、どうか、どうか現実になってくれますように。

重い気持ちで帰宅をして、コンブリオをBGMに何日かぶりで仕事をしながら、ハタと気がついた。コンタクトレンズ入荷の連絡があったのに、受け取りに行くのを忘れたー。駅からの帰りに眼科のすぐ近くを通ったのにぃ。明日は眼科が休診。もうレンズの在庫がギリギリなのにー。