グラデーションのマフラーを織り終えた後、その仕上げをしないうちに同じ糸で帽子を編み始めてしまい、次の織りの準備もできていないので、織り機を持たずに身軽な状態で早めのバスに乗り、サイゼリヤでランチ。近くに何軒か店舗がある中で、今でもポトフがメニューにあるのはここだけ。
食後には図書館で借りた「めぐりあう時間たち」の原作本を読みふけり、時間を見計らって手織教室へ。貸し会議室は照明や暖房をオフにして帰る決まりなのに、暖房が30度の設定で付いたままだった。風が強く体感温度が低い日だったから、むしろありがたかったけれども、30度の設定のままでも暑くはならなかったのはエアコンの性能のせいなのかどうか。
幸い全員出席で、楽しくお喋りしながら、経糸の端の処理。まず4本ずつ房にしたあと、ねじって結ぶだけの「ねじねじキュッ」ではなく四つ編みにしようとしたら、思ったより細い房になってしまう。そこで、4本ずつの房を2つで計8本を2本ずつで四つ編みに。両端の経糸を4本ずつ房にしたあと、片側だけ四つ編みが終わったところで時間切れ。
「めぐりあう時間たち」の続きが気になり、ドトールでしばし読み進んでから帰宅。オールナイトニッポン55周年特番のうち電気グルーヴの回をタイムフリーで聴いた後、家事ヤロウをはさみ、林田さんの OTTAVA Andante をオンデマンドで聴きながら、ふと気づいた。コンタクトレンズの残りが少ないから、手織教室の後、眼科に寄るつもりだったのに。忘れたー。じゃあ明日、絵の教室の前に、と思ったら眼科は水曜日休診で、木曜日は祝日。やっぱり今日、行くべきだったなぁ。
… と卓上カレンダーで曜日の確認をしていて、もうひとつ気づいた。歌舞伎座の日が書いてない! いつのチケットを取ったんだっけ? 手帳をチェックしたら、あれ? 手帳にも書いてない! 予約したらすぐに記入するようにしていたはずなのに。現に3月の分は書いてある。じゃあ今月は? チケットの現物をチェックしたら、がーん。16日。もう過ぎちゃってる! 別の予定で忙しくしていたならともかく、16日は朝イチでヨガに行ったあと、ずっと自宅で録画の消化をしながら手織に勤しんでいた。しかも前日の15日には東劇でMETのライブビューイングを観て、歌舞伎座地下の木挽町広場を通り、自分が観るのはもっと先、と考えていた。というのも、普段は千穐楽近くに観ることが多いものだから。今月は20日すぎに手織教室と絵の教室があるし、2月が短い分、千穐楽が25日と早いから16日にしたのに、それをすっかり忘れてしまっていた。1部から3部まで通しでチケットを取っていたのに、無駄にしちゃったー。ただでさえエンタメ係数が高すぎる傾向にあるのに、大失敗。
1部と2部は残念だけどあきらめる。でも仁左衛門が一世一代で勤める3部だけはあきらめきれなくて、チケットを取り直すことにした。もちろんもう良い席は残っていないけれど、それでも観たい!!