まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-03-24

久しぶりの下北沢。昨日から小田急線のホームが地下に移動し、改札までが遠くなった。あちこちに写真を撮っている人がたくさんいたので、私も真似してパチリ。

下北沢といえば本多劇場加藤健一さんと戸田恵子さんの二人芝居「八月のラブソング」の千秋楽。加藤さんの芝居に戸田さんが出演するのはなんと18年ぶりとのこと。もちろんその18年前の舞台も観ているのだけれど、そんなに経つなんてビックリ。

サナトリウムの医師と患者という設定で、舞台は1970年代のラトビア。最初は言い争っていた二人が徐々に惹かれ合っていく…という大人の恋の物語。二人とも60代で、加藤さんは白髪のカツラ。軽やかにダンスステップを披露した後、二人して腰に手を当てイテテテて、と年齢を感じさせる場面はあるものの、いかんせん戸田さんが若々しくて、年齢を明かす台詞がなければ30代でも通じるぐらい。とはいえ二人の息のあった舞台は温かく、文句なしに楽しかった。戸田さんの伸びやかな歌声も素晴らしい。テレビでも活躍していらっしゃるけれど、やっぱり舞台の人だなぁ。

下北沢は、ちょっと路地を入ればきっといろんなお店があるのだろうけれど、あまりよく知らないものだから、駅周辺でコーヒーブレイクをしようにも人が多すぎて困ってしまう。イタリアントマトのカフェでかろうじて空席を見つけてひと休み。ふぅ〜。

夜にスカパーで「スライディング・ドア」を観た。前にも観たことがある洋画で、主人公の女性が地下鉄のドアが閉まる前に間に合ったかどうかで人生が変わっていく、その2通りの人生を交互に見せるユニークな手法で、そこまでは覚えていたんだけど、エンディングが記憶になくて、それが気になって再び観た次第。「ああ、そう、そうだった」ではなく、「こうなっちゃうわけねー。なるほどぉ」といたく感心してしまった。前回も最後まで観たはずなのに、私の記憶っていったい???