土曜日に油絵の額を運んだあと、焼き肉屋で夕食を楽しんでいる間にすでに肩と背中に痛みが出始めていた。痛みがひどくならないようにと消炎剤をたっぷりすり込んでおいたのだけれど、やっぱり痛い〜。ちょっと重い荷物を持つとすぐに肩にくるようになっちゃったなぁ。昔の方が毎日もっと重かった気がするけど。… それが積もり積もって今の状態に至っているのか?
今日は確か菩提寺で春の彼岸供養が午前と午後の2回もあるはずだけど、とうとう出欠ハガキも出さずにサボッてしまった。しかも仕事が忙しくて時間がとれないならともかく、お墓参りをサボって芝居を観に行ってしまうという…。
眼科に寄って紹介状と慈恵大の資料を受け取り、下北沢の本多劇場に向かう。1時開演の加藤健一事務所公演 「思い出のすきまに」。いつもは千秋楽に観るのだけれど、今回は歌舞伎座の千秋楽と重なってしまったので2日前。平日の昼間ということもあるのだろうけれど、やや空席が目立つ。でも最近、千秋楽でも以前のように通路にも座布団を敷いてビッシリということはなくなってきている。それに客席の高年齢化が著しいような気もする。決して作品の質が落ちたわけではないことは20年以上も通い続けているからよ〜く分かっている。私が心配することじゃないけど、ファンとしてちょっと寂しい気がしてしまう。
今回も作品は素晴らしかった。新井康弘・山本芳樹・加藤健一のみの3人芝居。新井康弘は前にも加藤さんの舞台に出ているけれど、その時は脇役で、作品もコメディだったから、それほど強い印象は残らなかった。それが今回は、記憶障害に苦しむ幼なじみの人生を丸ごと引き受け支えていこうとする役どころで、顔のしわも、温かみのある声も魅力的で、いつのまにこんなにいい役者になっていたのかと驚いた。ずうとるびの4人の中で、これほど活躍しているのは彼だけだねぇ。加藤さんは、本当にいい年の取り方をしているなぁ、と舞台を観るたびに思う。だってどんどん魅力的になっていくんだもの!
下北沢って、いろんなお店を知っているときっとすごく楽しい街だと思うのだけれど、本多劇場の周辺しか行ったことがなく、なかなかなじめない。どこにも寄らずに駅に直行し、いつものスタバでひと休み。夕食も済ませて帰宅してから、雑誌の整理を始める。仕事が忙しくならないうちにやらなくちゃいけないことのひとつ。でもなかなか進まないわ〜。というか、雑誌、買いすぎ〜っ!!