まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992012-07-10

ああよく寝た、と気持よく起きてリビングで時計を見たら、まだ7時すぎだった。唐突に4時間サイクルが復活したらしい。まぁいいか。起きちゃったし。

そんなわけで、朝っぱらから WOWOW で「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」という映画を見る。パリで行われたワインのブラインド・テイスティングでフランス産の名だたるワインをおさえてカリフォルニア産のワインが栄冠を勝ち取ったという史実をもとにした作品で、原題は Bottle Shock。「ドリーム」とか「奇跡」とかって映画のタイトルによく使われるけど、ありきたりでつまらない。むしろ「ボトル・ショック」ってそのまま片仮名にしたほうがよかったんじゃないかしらん。

昨日ようやく一念発起して始めた本の部屋の片付け。今日はいよいよ、震災の日に落ちて壊れた書棚をなんとかせねば、とまずはパーツを点検。もともとは完成品として購入し、納品時に場所だけ指定して設置してもらったように記憶しているのだけれど、釘もネジも使わない組立式で、あらかじめ穴があいている板と突起が接着されている板とを組み合わせるものだった。ほとんどは木のパーツで無事なのに、観音開きの扉2組の板4枚のうち2枚は、開閉の軸になるプラスチックの部品が割れてしまっていて、修復は不可能。予備の部品もない。やむなく2枚1組はあきらめてオープンの棚として使うことにして、組立は完了。

問題は設置で、横幅が120センチもある棚を自分の身長より30センチも高い場所まで持ち上げなければならない。しかもネジも使われていない上に一度落ちて壊れたのを組み立て直したものだから、強度もおそらく十分ではない。バランスをくずして上から棚が落ちてきたりしたら、身体はよけても足の上にでも落ちたりしたら、大怪我をしかねない。むうう。年にほんの数回だけ男手がほしいと思う、今日がまさにその時。

危ないと思ったら無理せずあきらめよう。そう決めて、とりあえず頑張ってみる。踏み台に乗り、横長の棚を下から支えるように持ち上げ、えいこらせ。あわわ。もっと上。届かない。手がつかえちゃう。踏み台を書棚から少し離して、再挑戦。ううう。もうちょっと。もうちょっと上。うんこらしょ。えいやっ! 左端が乗った! そのままそのまま。横すべり。ぐっ。右端が壁につかえて入らない。全体を少し前に出さないと。お願い、落ちないでえええ。ずん、と手応えがあって、スポッと入った。やったぁ〜!

ふぅ〜。汗びっしょり。でも空っぽの棚はちょっと押すだけで簡単に動いてしまう。でも右側は壁、左側は別の書棚で、上下の棚を金具でとめるのは難しい。そこで、用意しておいたのが免震テープ。本来はテレビやパソコンを固定するための粘着式のゴムみたいなマットで、これを4枚、上下の棚の間にはさむことにした。再び踏み台に乗り、上に設置した棚をググッと持ち上げ、左手だけで支えて右手でマットを差し込む。これがまた大変で、バランスを崩しそうになる。なんとかこらえて4枚とも完了。試しに棚を押してみる。ビクとも動かない。よしよし。はぁ〜。疲れたぁ。

大仕事を終えたような気になって、シャワーで汗を流してスッキリしてから買い物に出かけようとしたら、玄関外に回覧板が置いてあった。印鑑を押して、今日の日付を記入。7/10 … ん? 10日? あっ! 8月の演舞場の予約してないっ! 昨日だったのに! 急いで部屋に戻ってパソコンを起動し、予約完了。大幅に出遅れたのであんまりいい席じゃないけど仕方がない。今年の8月は3部制じゃないのね。回覧板が来なかったら気づかなかったなぁ。いつもは面倒なだけの回覧板にちょっとだけ感謝 (^_^;)

スタバは混んでいたので、カフェソラーレで、トマト&モッツアレラチーズのホットサンドとスープのセット。そのあと買い物を済ませ、コンブリオが始まる前に帰宅。聴きながら、書棚の上からおろしたバッグの選別。コンブリオのあとは海外ドラマ祭り。「ボディ・オブ・プルーフ」「クリミナル・マインド」(シーズン6最終回)、録画しておいた「ミディアム」シーズン1に「セックス・アンド・ザ・シティ」シーズン5。

まだ片づけが終わったわけではなく、本の部屋は開かずの間のまま。開放できるのはいつかしらん。