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傘がいるかどうかビミョーな空の下、表参道へ。オシャレなこの街で私が用があるのは実用的な店ばかり。まずはエチカ表参道のイベントスペースへ。ここに出店しているメガネ屋さんが以前ほぼ日で紹介されていて、とっても気になっていた。

朝起きたらまずコンタクトレンズを入れ、何時間起きていようと寝る直前まで入れたまま、というのがすっかり日常化しているのだけれど、これまで１か月交換だったレンズをワンデーに替えたこともあり、眼科やスポーツクラブに行くまでの間など、メガネでいる時間が増えてきた。でも私のメガネって、度が強いとレンズが熱くなるせいでデザインが限られてしまい、近くのメガネ店で消去法で仕方なく選んだ無難なもので、お気に入りとはとても言えないから、なるべく人前ではかけたくない。そんな私でも、このお店なら好きになれるメガネが見つかるかも、と期待を胸に訪れてみた。

イベントスペースは思ったよりずっと狭くて、でも楽しそうなデザインがいくつかあって、これは期待通りかも、とそこからすぐの実店舗へ足を伸ばしてみる。同潤館ギャラリーの上の店舗は内装もとてもオシャレで、ちょっと緊張。

とても感じのいいスタッフさんにあれこれ薦めてもらいながら、片っ端からかけてみる。着物と同じで、パッと見の印象と実際にかけてみた場合とでは大きな違いがあって、だんだんフレームの試着自体が楽しくなってきて、あれもこれもと手を出してみる。なかでも気に入ったものをいくつか絞り込んで、最後に残った３つを何度もかけ直してみるうち、自然に気持ちが固まって、最終的に選んだフレームはかなりオシャレで、大幅に予算オーバー。む〜。

仕事がヒマで収入もおぼつかないのに、こんな買い物していいんだろうか、と悶々。でも今までのメガネより度数を押さえれば、普段からメガネで過ごすことも選択肢に入ってくる。長く使えるものだから無駄にはならないはず … と買うことを正当化できる理由を探し始めた時点ですでに気持ちは買う方へ向かっているわけで、結局、ええい、とカードで購入。どうなの？　この消費体質。

表参道ヒルズ内のファッショナブルなお店には一切目もくれず、近くの新潟館で新鮮なブルーベリーを購入。ナチュラルハウスまで足を伸ばそうかとも思ったけど、行けば絶対あれこれ買い込んでしまうので自粛。

コンブリオにギリギリ間に合う時間に帰宅して、聴きながら手織りの製経作業。いつもとは違う張り方で、しっかり説明をきいてきたはずなのに、イマイチ自信がない。しかも180センチと長い経糸で、巻き取って次の作業に移ってから本数が足りないことに気づいてやり直し。まったくもう〜！　注意力が足りないわ〜。

表参道ではそれほど歩かなかったせいか、今日の歩数は５千歩に届かなかった。やっぱり運動不足よねぇ。（泳げって！）