… 考えが足りなかった。接着芯を使うなら袋状に縫う前の生地の状態で接着すべきだった。すでに袋状のところへアイロンで接着するのは思ったより大変。最初から出来上がりまでのプロセスをしっかり組み立てておかないからこういうことになるのよね。
中袋にマグネット式のスナップを縫いつけてから、中袋をまつり縫いで本体に縫いつける。… ん？ 中袋だけで確認した時には OK だったスナップの位置がずれてる！ なんで〜？ 幸いまだまつり縫いが終わる前だったので、片方のスナップをはずして縫いつけし直し。ミスが多いなぁ。
A4 がらくらく入るサイズのはずが、底を広くとりすぎたのか、試しに A4 のクリアファイルを入れてみたら高さが足りずにスナップをとめられないので、中が見えないように、ポケットと同じカット地でカバーを作る。もうミシンでは縫い付けられないので手縫いで綴じ付け。
最後はレザーの持ち手を縫いつける作業。これがまた思った以上に大変だった。織り地をはさんで持ち手の裏にもレザーがつく。レザー２枚の間に織り地と中袋と特厚の接着芯がはさまっているから、すぐには針が通らず、ほとんど力仕事で背中に汗がにじんでくる。４か所を縫いつけるのに１時間以上もかかってしまった。はぁ〜。
そんなこんなで午前２時すぎまでかかる大仕事だったけど、ひとまず完成〜！ とりあえず実用に耐えるバッグになったみたい。よかったぁ。
